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Tips No. 865 Maildir 対応の Dovecot 変更後に POP 受信ができなくなる【現象】 Maildir 対応の Dovecot に移行した場合、メールを POP 受信できなくなる現象が発生 する可能性があります。 この場合、/var/log/maillog に以下のログが出力されます。 [/var/log/maillog] ------------------ May 29 14:57:25 tlas3 dovecot: pop3-login: Login: user=<ユーザ名>, method=PLAIN, rip=192.168.0.1, lip=192.168.10.10 May 29 14:57:25 tlas3 dovecot: POP3(taro): o_stream_send(/home/.sites/XX/siteX/.users/XX/ユーザ名/Maildir/dovecot-uidlist.tmp) failed: Disk quota exceeded May 29 14:57:25 tlas3 dovecot: POP3(taro): Couldn't init INBOX: Internal error occurred. Refer to server log for more information. [2012-05-29 14:57:25] May 29 14:57:25 tlas3 dovecot: POP3(taro): Mailbox init failed top=0/0, retr=0/0, del=0/0, size=0 ------------------ ※ホスト名、ユーザ名、ホームディレクトリ、IP アドレス等は環境に合わせて お読み替えください。 利用されているメールクライアントによっては、同様なエラーメッセージが表示される 場合もあります。 [クライアントが表示するエラーメッセージ] ---------------------------------------- -ERR Internal error occurred. Refer to server log for more information. [YYYY-MM-DD hh:mm:ss] ---------------------------------------- 【原因】 POP 受信時に仮想サイトユーザに割り当てたディスク容量を超過していると、 dovecot-uidlist.tmp ファイルを作成できずに本現象が発生する場合があります。 ※dovecot-uidlist.tmp は、クライアントがメールを既に受信したかどうかを判断 するために一時的に作成されるファイルです。 なお、本現象は TLAS3.0 で Dovocot を利用する場合の制限事項となりますので、 あらかじめご了承ください。 【回避方法】 本現象が発生した場合には、以下の手順で回避してください。 回避手順1 1. Web 管理画面から admin ユーザでログインして当該ユーザの設定画面を開きます。 2. [アカウント設定] タブ -> [最大許容ディスク容量] を一時的に増やします。 例) デフォルトの 20MB から 30MB に変更 3. メールクライアント側の [受信後もメールをサーバに残す] などの設定を無効に します(メール受信後はサーバからメール削除)。 4. POP 受信を行い、サーバに保存されているメールを削除します。 5. 手順 2. で変更した当該ユーザの [最大許容ディスク容量] を元に戻します。 上記を行っても改善しない場合は、手順 2. の後に当該ユーザ(自分自身)宛にテスト メールなどを送信して dovecot-uidlist を更新させ、手順 3. 以降を行ってください。 その場合の手順は以下となります。 回避手順2 1. Web 管理画面から admin ユーザでログインして当該ユーザの設定画面を開きます。 2. [アカウント設定] タブ -> [最大許容ディスク容量] を一時的に増やします。 3. メールクライアント側の [受信後もメールをサーバに残す] などの設定を無効にします。 4. 当該ユーザ(自分自身)宛にテストメールなどを送信します。 5. POP 受信を行い、サーバに保存されているメールを削除します。 6. 手順 2. で変更した当該ユーザの [最大許容ディスク容量] を元に戻します。 【参考情報】 ・Maildir http://www.dovecot.jp/wiki/Quota.FS.txt ・Control files http://wiki.dovecot.org/MailLocation/Maildir 上記の Dovecot サイトで解説されているように、本現象を回避するにはクォータで 容量制限を設けていないファイルシステムに dovecot-uidlist を作成しなければ なりません。 しかし、TLAS3.0 は、クォータで仮想サイトユーザのファイルを管理する事を前提 としており、クォータの設定がされていないファイルシステムに仮想サイトユーザ のファイルを作成するような修正を行う予定はありません。 そのため、本現象は、TLAS3.0 で Dovecot を利用する上での制限事項とさせて頂きます。 pop dovecot Maildir 関連文書 対象製品
Last modified : Fri Jun 01 JST 2012 # 1
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