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ネットワーク No. 670

Intel PRO/Wireless 2100/2200BG の設定方法


Intel Centrino 搭載のノート PC に内蔵されている無線 LAN には、主に 
Intel PRO/Wireless 2100(11b 対応)と Intel PRO/Wireless 2200(11b/11g 対応)
の 2 種類があります。Turbolinux 10 Desktop には、これらの無線 LAN を使用する
ためのドライバ(ipw2100、ipw2200)が収録されていますが、動作させるには別途
ファームウェアをダウンロードする必要があります。


【カーネルのアップデート】
事前に "Turbo アップデート" 等を使用して最新のカーネルパッケージにアップデート
してください。


【ファームウェアのダウンロード】
ご使用のノート PC に搭載されている無線 LAN チップは lspci コマンドで確認できます。

 # lspci | grep Wireless
 04:02.0 Network controller: Intel Corporation PRO/Wireless 2200BG (rev 05)

実際に Intel PRO/Wireless 2100/2200BG を使用するには、ファームウェアが必要に
なります。本来、このファームウェアもディストリビューションと一緒に配布できれば
いいのですが、ライセンス等の問題から同時に配布することができません。
ファームウェアは、以下の URL からダウンロードしてください。

Intel PRO/Wireless 2100 Driver Firmware
http://ipw2100.sourceforge.net/firmware.php

Intel PRO/Wireless 2200BG Driver Firmware
http://ipw2200.sourceforge.net/firmware.php

ダウンロードページには ipw2100/ipw2200 ドライバの各バージョンに対応した
ファームウェアが用意されています。例えば、Turbolinux 10 Desktop の 
kernel-2.6.0-21 に収録されているドライバは以下のバージョンとなっています
ので、それぞれ対応するファームウェアをダウンロードしてください。

ドライバ名    バージョン     ダウンロードするファームウェア
------------------------------------------------------------
ipw2100	       1.0.5          v0.55-current firmware
-----------------------------------------------------------
ipw2200        1.0.1          v0.19-1.0.3 firmware
-----------------------------------------------------------

ファームウェアのリンクをクリックし、表示されたページの下方にある "I Agree" を
クリックするとダウンロードできます。

なお、ドライバのバージョンは以下のように modinfo コマンドで確認できます
(ipw2200 の例)。

 # modinfo /lib/modules/2.6.0-21/kernel/drivers/net/wireless/ipw2200/ipw2200.ko
 description:    Intel(R) PRO/Wireless 2200/2915 Network Driver
 version:        1.0.1
 author:         Copyright(c) 2003-2004 Intel Corporation
 
 省略


【ファームウェアの配置】
ファームウェアのファイルを /tmp などに保存し、root ユーザーで 
/usr/lib/hotplug/firmware ディレクトリに展開します。
以下は、ipw2200-fw-2.2.tgz をダウンロードした場合の手順です。

 # cd /usr/lib/hotplug/firmware
 # tar xvzf /tmp/ipw2200-fw-2.2.tgz
 LICENSE
 ipw-2.2-boot.fw
 ipw-2.2-bss.fw
 ipw-2.2-bss_ucode.fw
 ipw-2.2-ibss.fw
 ipw-2.2-ibss_ucode.fw


【動作確認】
展開後、modprobe コマンドを実行しドライバを読み込みます。

 # modprobe ipw2200

ドライバが読み込まれると追加の Ethernet インタフェースが認識されます。
iwconfig コマンドで確認します。この例では、eth1 として認識されています。

 # iwconfig
 lo        no wireless extensions.
 
 eth0      no wireless extensions.
 
 eth1      IEEE 802.11g  ESSID:""  Nickname:""
           Mode:Managed  Channel:7  Access Point: 00:0D:02:03:A5:49
           Bit Rate=54Mb/s   Tx-Power=20 dBm
           RTS thr:off   Fragment thr:off
           Encryption key:6C69-6E75-78   Security mode:open
           Power Management:off
           Link Quality:100/100  Signal level:-51 dBm  Noise level:-88 dBm
           Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:0  Rx invalid frag:0
           Tx excessive retries:61  Invalid misc:278   Missed beacon:0

あとは、他の無線 LAN カードの設定と同じようにネットワーク設定ツール(turbnetcfg)
で設定を行います。認識されたネットワークインターフェース(この例では eth1)が
表示されていない場合は、"追加" ボタンを押して、インターフェースのタイプから
 "イーサーネット" を選択し追加してください。

"インターフェースの設定" 画面で IP アドレスの設定、または DHCP を有効にし、
次に[WLAN]を押して、無線 LAN のアクセスポイントへ設定した "ESSID" と
 "WEP Key" を入力します。

設定後、[OK]を押して "インターフェースの設定" 画面へ戻ります。

無線 LAN のインターフェース "eth1" を選択し[起動]を押します。

これで、無線 LAN を使用することができます。


【/etc/modules.conf の編集】
システムの起動時にドライバがロードされるように /etc/modules.conf ファイルに
以下の行を記述しておきます。

-------------------------------------------
alias eth1 ipw2200
-------------------------------------------

※ eth1 として認識させる場合

追記後、忘れずに depmod コマンドを実行します。
これにより、/etc/modules.conf の設定が /etc/modprobe.conf に反映されます。

 # depmod

これで、システムの再起動後も自動的に認識されるようになります。
キーワード
wireless

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    Last modified : Thu Aug 11 JST 2005 # 1