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カーネル No. 480

SMP カーネル使用時の APIC に関する障害


【現象】

kernel-2.2.x 使用時に、以下のようなメッセージが生じる場合があります。

stuck on TLB IPI wait (CPU#n)が多発

または

 IO-APIC(apic pin)1-9,1-11,2-0,2-1,.....2-15
 ..MP-BIOS bug: 8254 timer not connected IO-APIC
 ..trying to set up timer as ExtINT..failed.
 ..tyring to set up timer as BP..IRQ..failed.
 kernel panic: IO-APIC + timer dose'nt work!

【原因】

この現象は、SMP ボードの IO-APIC と OS(linux) が提供する IO-APIC 機能が一部不完
全なために生じるものです。

1.
マザーボードが SMP 対応であり、smp対応カーネルがインストールされているが、
シングルプロセッサで運用されている。
 (Turbolinux Server 6.1 ではマザーボードが SMP 対応であれば、インストーラー
が自動的に smp 対応カーネルをインストールします。)

2. 
BIOS の APIC 操作機能に問題がある

3.
kernel-2.2.18-11 にて、Intel i860 チップセットおよびAthlon MPを考慮した
IO APICへの設定変更が行われたことによって、これら以外の機器をご利用の際に問題
が発生する可能性があります。

【対策】

1. の場合

シングルプロセッサで運用している場合には、ユニプロセッサ用のカーネルを使用して
下さい。ユニプロセッサカーネルでは初期状態で、OS(kernel) 側の APIC 機能が無効
となっているので問題は発生しません。

現在実行中のカーネルのバージョン確認方法

# uname -r
2.2.18-11smp

末尾に smp と表示されている場合には、smp カーネルです。

smp カーネルのアンインストール

# rpm -e kernel-smp

2. の場合

SMP ボード + CPU x 2 + smp カーネルを使用しているが、同様の現象が生じる場合に
は、BIOS 側の機能に問題があり、OS(kernel) 側で割り込みなどの情報を正しく取得で
きていない可能性があります。
この場合には、OS 側の APIC 機能を OFF として運用ください。

手順 :LILO 起動時に下記のオプションを与える

boot : linux noapic 
(起動名がlinuxの場合)

起動するたびに毎回入力することが面倒な場合には、lilo.conf に記述する事で、
自動的に指定されます。

[/etc/lilo.conf]
--------------------------------------------
image=/boot/vmlinuz
        label=linux
        initrd=/boot/initrd
        read-only
        root=/dev/hda5
        append="noapic" <-- 追加
--------------------------------------------

3. の場合

この問題に対応済みの kernel-2.2.18-13 をご利用ください。
キーワード
kernel kernel panic

関連文書
(none)

対象製品
  • Turbolinux Server6.5
  • Turbolinux Server 6.1
  • Turbolinux Advanced Server 6
    Last modified : Wed Jan 09 JST 2002 # 1