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XFree86 No. 474 フレームバッファを利用してX Window Systemを表示させる
【解説】
自動認識されたビデオカードを使用してX Window Systemの画面を表示させることが困難
な場合、カーネルのフレームバッファ機能を使用して画面を表示させるという方法を行う
ことによって、問題が解決する場合があります。
【設定】
(1)
OS を再起動します。
起動時にLILOの画面で[ESC]を押し、コマンド画面を表示させます。
ここで、
boot: linux vga=ask
(起動名がlinuxの場合)
と入力します。
(2)
[ENTER]を押すと画面に一覧表が表示されますので、
例:
Enter mode number or 'scan': 315
と入力します。この数字は、画面解像度と色数を表すコード番号になります。
対応は以下のようになります。
| 640x480 800x600 1024x768 1280x1024
----+-------------------------------------
256 | 0x301 0x303 0x305 0x307
32k | 0x310 0x313 0x316 0x319
64k | 0x311 0x314 0x317 0x31A
16M | 0x312 0x315 0x318 0x31B
(3)
コンソール画面がフレームバッファモードで起動され、先頭にペンギンのイラストが表示
されていれば成功です。root ユーザーでログインしてください。
(4)
turboxcfg で作成した XF86Config ファイルのDeviceセクション
を修正します。
例:
[/etc/X11/XF86Config]
-----------------------------------
Section "Device"
Identifier "Card0"
Driver "fbdev" <-- Driverを変更
VendorName "Intel"
BoardName "i810e"
BusID "PCI:0:1:0"
VideoRam 8192
EndSection
-----------------------------------
なお、フレームバッファ使用時には、Screenセクションにてmodeを指定することが
できません。画面解像度は起動時に指定されたモードに設定されます。
(5)
startx を実行してください。
X Window System の画面が正しく表示されることが確認できたら、再起動時に常に
フレームバッファが有効になるように設定を行います。
(6)
lilo.conf に以下の記述を追加します。
[/etc/lilo.conf]
-------------------------
・・・
default=vga <--- 必要に応じて初期起動カーネルを変更
image=/boot/vmlinuz
label=linux
read-only
root=/dev/hda2
image=/boot/vmlinuz <--- 使用中のimage節を複製します。
label=vga <--- 任意のラベルを指定します。
read-only
vga=789 <--- vga行を追加し、画面モードを10進数で指定します。
root=/dev/hda2
-------------------------
設定ファイルを変更したら、
# lilo -v
を実行し、設定を反映させます。
ここでは、vga 行をlilo.confのローカル設定部に記述しましたが、グローバル設定部
に記述すれば、すべての起動ラベルに対して適用されます。
(7)
OS を再起動してください。liloの起動画面に'vga'というラベルが表示されています
のでこれを選択し、X Window System が正常に起動されることを確認してください。
【参考】
フレームバッファの詳細につきましては、カーネルドキュメント
/usr/src/linux/Documentation/fb/vesafb.txt
および、オンラインマニュアル`man fbdev`をご参照ください。
XFree86 X Window System 関連文書 対象製品
Last modified : Mon Dec 03 JST 2001 # 1
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