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ブートとディスク管理 No. 397

LVM(論理ボリュームマネージャ)を設定する


【解説】
LVM(論理ボリュームマネージャ)は、強力なディスク管理ツールです。
LVMを利用すると、物理的に複数のハードディスクをグループ化して
1つの論理的なディスクを形成することができます。

SCSI、IDEなどのインターフェースに関係なく
仮想的なディスクを作成することがでるので、
大規模なシステムにおいても容易なディスク管理が可能になります。
複数あるそれぞれの物理ディスクの一部のパーティションだけを
お互いに結合させて1つのディスクに見せかけることもできます。

例えば、/dev/hda5(5GB)、/dev/hdb6(5GB)、/dev/sda2(5GB)の
3つのパーティションが空いているシステムでは
15GBの新たな論理ディスクを作成することができます。
作り上げたその仮想ディスク中に
512MBから最大で1PetaByte(1000TB)のパーティションを
多数作成することができます。
また、そのパーティションサイズの変更も
非常に容易におこなえますので柔軟な運用が可能となります。

lvmをインストールすると、
論理ディスクやパーティションの作成、
変更などに使用する多くのコマンドが同時にインストールされますので、
それらを使用してディスク管理を行うことができます。

【インストール方法】
必要なパッケージは以下のとおりです。
 lvm
上記のパッケージがインストールされているかどうかをrpmコマンド、
またはTurboPkgで確認し、
インストールされていない場合はインストールしてください。

【LogicalVolumeの作成】
LogicalVolumeとは、VolumeGroup(仮想ディスク)上のパーティションです。
LogicalVolumeを作成する大まかな手順は次のとおりです。
1 . PhysicalVolumeの作成
2 . VolumeGroup(仮想ディスク)の作成
3 . 作成したVolumeGroupにLogicalVolume(パーティション)を作成
ここでは、/dev/hda2、/dev/sda3、/dev/sdb1の
3つのパーティションが空いているシステムにLogicalVolumeを作成します。
そして、作成後にそれらを変更する例を示します。

■  file type IDの変更
まずfdiskでそれぞれのファイルタイプを8eに変更してください。

■  PhysicalVolumeの作成
PhysicalVolumeとして3つのパーティションを認識させます。
以下のコマンドを実行します。

# vgscan
# pvcreate /dev/hda2 /dev/sda3 /dev/sdb1

■  VolumeGroupの作成
LogicalVolumeを作成するための仮想ディスク(VolumeGroup)を
名前をつけて作成します。ここでは、VolumeGroupの名前をnew_vgとしています。
以下のコマンドを実行します。

# vgcreate new_vg /dev/hda2 /dev/sda3 /dev/sdb1

ここで作成したVolumeGroupにパーティション(LogicalVolume)を作成します。

■  LogicalVolumeの作成
次のコマンドは2GBのパーティションを作成します。
ディスクスペースは前項で作成したnew_vgという名前のVolumeGroupの中から
割り当てます。
以下のコマンドを実行します。

# lvcreate -L 2G new_vg

これにより、/dev/new_vg/lvol1が作成されます。
このデバイスファイル上にファイルシステムを作り、マウントします。
通常のパーティションと同様に使用することができます。

# mkfs /dev/new_vg/lvol1
# mount /dev/new_vg/lvol1 /usr1

■  LogicalVolumeの使用方法
1. 試験的に使用する場合は、下記のコマンドを実行してください。

# vgscan 
# vgchange -a y 

使用を止めるときには、下記のコマンドを実行してください。

# vgchange -a n

2. さらに、システムを起動してすぐにlvmの設定をアクティブにするには、
システムの起動スクリプト

/etc/rc.d/rc.sysinit 

における Check filesystems セクション、すなわち

# Check filesystems
if [ ! -f /fastboot ]; then
	echo "Checking filesystems."
	fsck -T -R -R -a $fsckoptions

となっている部分の直前で、
Add raid devices セクションの直後に下記のような
スクリプトを /etc/rc.d/rc.sysinit に追加してください。

#------------------------------------------------------------------------
# Add LVM devices before we start checking filesystems
if [ -f /etc/lvmtab -a -x /sbin/vgchange ]; then
        echo "Starting LVM volume groups"
        vgchange -a y
        rc=$?

        # A non-zero return means there were problems.
        if [ $rc -gt 0 ]; then
                echo
                echo
                echo "*** An error occurred during the LVM startup"
                echo "*** (\'vgchange -a y\' returned $rc)"
                echo
                echo "*** Dropping you to a shell"
                echo
                echo "*** You may need to run \'vgscan\' to rebuild /etc/lvmtab"
                PS1="(LVM Repair) \#"; export PS1
                sulogin
        fi
fi
#------------------------------------------------------------------------


■  LogicalVolumeの拡大
ここでは、作成したLogicalVolumeを拡大する方法を説明します。
500MB追加して2.5GBのLogicalVolume(パーティション)を作成します。
以下のコマンドを実行します。

# lvextend -L+500M /dev/new_vg/lvol1

または、

# lvextend -L2.5G /dev/new_vg/lvol1

次に、新しいサイズを有効にするために、以下のコマンドを実行します。

# resize2fs /dev/new_vg/lvol1

resize2fsを利用するにはパッケージe2fsprogsをインストールする必要があります。

キーワード
fdisk LVM

関連文書
(none)

対象製品
  • Turbolinux Server6.5
  • Turbolinux Advanced Server 6
    Last modified : Wed Feb 28 JST 2001 # 1