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ドキュメント
Turbolinux Cluster Server 7を、Turbolinux 8 Server にインストールする方法

1. はじめに

Turbolinux Cluster Server 7は、LinuxOSで稼動するアプリケーションです。Turbolinux Cluster Server 7の製品パッケージには、Turbolinux 7 Server(FTP版)が付属しており、通常、このLinuxOS上でTurbolinux Cluster Server 7を稼動させて、ご使用頂きます。

この文書では、Turbolinux 7 Serverではなく、Turbolinux 8 Server(インストールタイプは「すべて」)の環境に、Turbolinux Cluster Server 7をインストールするための情報を記載しています。

2. Turbolinux Cluster Server 7 パッケージのインストール

Turbolinux 7 Server の環境に、Turbolinux Cluster Server 7をインストールする場合は、専用のインストーラを使用してインストールします。しかし、Turbolinux 8 Server の環境にインストールする場合は、手動(rpmコマンドを使用して)でインストールする必要があります。

Turbolinux Cluster Server 7 のCD-ROMをマウントします。

# mount /mnt/cdrom

Turbolinux Cluster Server 7 のパッケージが収録されているディレクトリに移動します。

# cd /mnt/cdrom/usr/tlcs

各パッケージを次のようにインストールします。

# rpm -ihv TLCS-clusterserver-6.0.0_20010309-1.i386.rpm \
           TLCS-clusteragents-6.0.0_20010309-1.i386.rpm \
           TLCS-turboclusteradmin-6.0.0_20010309-1.i386.rpm \
           TLCS-tlcsconfig-6.0.0_20010309-1.i386.rpm \
           TLCS-synctools-6.0.0_20010309-1.i386.rpm \
           TLCS-cmc-6.0.0_20020131-3.i586.rpm \
           TLCS-certificate-6.0.0_20010309-1.i386.rpm

3. クラスタ管理コンソール(CMC)用セキュアキーの生成

CMCを使用する場合、SSL証明書を生成する必要があります。CMCを使用しない場合、この項の作業を行う必要はありません。

tlcs_certificate を使用し、SSL証明書を生成します。

# tlcs_certificate

次の画面が表示されます。

必要な情報を入力し、[Generate] を選択して、[Enter] キーを押してください。

メッセージの通り、生成された証明書が /etc/clusterserver ディレクトリに保存されます。[Proceed] を選択して、[Enter] キーを押してください。tlcs_certificate は終了します。

4. opensshの設定

Turbolinux Cluster Serverには、クラスタの構成ファイル(/etc/clusterserver/clusterserver.conf)や、クラスタリング対象サービスのコンテンツを同期化するツール(tlcs_config_sync, tlcs_content_sync)が付属しています。このツールは、ノード間でファイル転送を行うのにopensshを使用します。実際にはrsyncを使用し、rootアカウントで同期を行うノードにログインしようとします。このツールを使用するには、このツールを使用するノード間でrootアカウントのログインを可能にし、更にパスワードを入力しないでログインできるように設定する必要があります。同期化ツールを使用しない場合、この項の作業を行う必要はありません。

具体的な例を元に、設定方法を説明します。次の図を参照してください。ホスト名server1, server2のOSにTurbolinux 8 Serverが稼動するノードが存在します。この項では、server1からserver2へ、server2からserver1へ、rootアカウントでパスワードなしでログイン(sshで)できるように設定する方法を説明しています。また、ここで説明しているsshdが使用しているsshのプロトコルのバージョンは2を想定しています。

-------------+---------------------------+-------------
             |                           |
+------------+------------+ +------------+------------+
| +---------------------+ | | +---------------------+ |
| |        sshd         | | | |        sshd         | |
| | (protocol version2) | | | | (protocol version2) | |
| +---------------------+ | | +---------------------+ |
|   Turbolinux 8 Server   | |   Turbolinux 8 Server   |
+-------------------------+ +-------------------------+
    HostName : server1          HostName : server2

4-1. sshdの設定

まず、各ノード(server1, server2)のsshdの設定で、rootアカウントのログインを認めるように設定します。sshdの設定ファイル(/etc/ssh/sshd_config)を編集します。次の行を探します。

/etc/ssh/sshd_config
--------------------
〜〜〜
#PermitRootLogin no

〜〜〜

次のように、「no」を「yes」に変更し、コメントを外します。

/etc/ssh/sshd_config
--------------------
〜〜〜
PermitRootLogin yes
〜〜〜

sshdを再起動します。

# /etc/rc.d/init.d/sshd restart

また、Turbolinux 8 Serverのインストール時にセキュリティレベルを [高レベル] に設定すると、OS起動時にsshdは起動されないように設定されます。もし、このような場合、次のコマンドを実行して、OSの起動時にsshdも起動するように設定することも可能です。

# chkconfig --add sshd

server1からserver2へ、server2からserver1へ、rootアカウントでログインできるか確認してください。

root@server1 root]# ssh root@server2
root@server2's password:
〜〜〜
Welcome to Turbolinux.
[root@server2 root]#
root@server2 root]# ssh root@server1
root@server1's password:
〜〜〜
Welcome to Turbolinux.
[root@server1 root]#

4-2. server1からserver2へのログイン設定

server1からsshを使用して、server2へrootアカウントで、パスワードを入力しないでログインできるようにします。まず、server1のrootアカウントで、DSA キーを生成します。パスフレーズ等の入力を求められますが、何も入力しないで [Enter] キーを押します。

[root@server1 root]# ssh-keygen -t dsa

生成した公開キーを、server2にコピーします。

[root@server1 root]# scp ~/.ssh/id_dsa.pub root@server2:
root@server2's password:
id_dsa.pub           100% |******|   619       00:00

server2にログインし、authorized_keys2 ファイルを生成します。

[root@server1 root]# ssh root@server2

root@server2's password:
〜〜〜
Welcome to Turbolinux.
[root@server2 root]# mkdir .ssh        <- .sshディレクトリが存在する場合は必要なし
[root@server2 root]# chmod 700 .ssh/
[root@server2 root]# cd .ssh/
[root@server2 .ssh]# touch authorized_keys2  <- ファイルが存在する場合は必要なし
[root@server2 .ssh]# chmod 600 authorized_keys2
[root@server2 .ssh]# cat ~/id_dsa.pub >>authorized_keys2

[root@server2 .ssh]# rm ~/id_dsa.pub
rm: remove regular file `/root/id_dsa.pub'? y

設定は完了です。server1からserver2にログインしてみます。

[root@server2 .ssh]# exit
Connection to server2 closed.
[root@server1 root]# ssh root@server1
〜〜〜
Welcome to Turbolinux.
[root@server2 root]#

パスワードの入力が求められないことを確認します。

4-3. server2からserver1へのログイン設定

4-2の項のホスト名を逆に置き換えて、同じ作業を実行してください。

以上で、opensshの設定は終了です。

5. インストール後の作業

インストール後は、Turbolinux Cluster Server 7を、Turbolinux 7 Serverにインストールする場合と同様に、ライセンスファイルを /etc/clusterserver/.licenses/ ディレクトリへコピーし、クラスタを構築してください。

関連文書 対象製品
  • Turbolinux Cluster Server 7
  • Turbolinux 8 Server
Last modified : Tue Dec 3 JST 2002 # 1