9.2. ファイル共有

Turbolinux Client EX では、ファイルマネージャーから簡単にフォルダを共有フォルダとして公開することができます。公開した共有フォルダは、ネットワーク上の Windows からアクセスすることが可能になります。この設定画面では、共有フォルダ機能を有効にするか、無効にするか、また簡単な共有フォルダ機能だけを提供するか、それとも高度な共有フォルダ機能も提供するかどうかなど、ユーザーに提供する共有フォルダの機能を制限することができます。

コントロールセンターの "インターネット & ネットワーク" -> "ファイル共有" を選択します。設定を変更するには管理者権限が必要なので[管理者モード]ボタンをクリックして root のパスワード入力してください。次の画面が表示されます。

ローカル・ネットワーク・ファイル共有を有効にする

このチェックを解除すると、共有フォルダ機能自体を無効にすることができます。ファイルマネージャでフォルダを右クリックしたときに表示される "共有" メニューが非表示になります。

単純な共有

一般ユーザーが、ホームフォルダ内のフォルダを共有することを可能にします。共有フォルダを有効にするのに root のパスワードも必要としません。ただし、root ユーザーであってもホームフォルダ内のフォルダしか共有を有効にすることができません。

高度な共有

共有フォルダに対するより詳細な設定が可能になります。ホームフォルダ以外のフォルダに対しても root のパスワードさえ知っていれば、ファイルマネージャから共有フォルダを有効にすることが可能になります。

また、"高度な共有" を有効にすると、Windows ネットワークの機能を提供している Samba サーバーのより詳細な設定や、Linux や UNIX で古くから利用されているファイル共有サーバー NFS の設定も可能になります。しかし、これらの設定を行うには、Samba サーバーや NFS サーバーの知識が必要になります。例えば、「Turbolinux Client EX ユーザーガイド」では、"誰でも読み込み可能な共有フォルダ" と "誰でも読み書き可能な共有フォルダ" の作成手順を解説していますが、pdbedit(あるいは smbpasswd)というコマンドで Samba サーバー用のユーザーを作成すれば、"自分だけが読み書き可能な共有フォルダ" や "ある特定のユーザーだけがアクセス可能な共有フォルダ" を設定することも可能です。しかし、このガイドでは、このような高度な設定については触れません。

共有フォルダ

現在、共有されているフォルダが一覧表示されます。共有フォルダを選択し、右のボタンで共有フォルダの "追加"、"変更"、"削除" が可能です。

9.2.1. Windows ファイル共有の新規作成

「ファイル共有」画面で "共有フォルダ" の[追加]ボタンをクリックします。

"フォルダ" に共有するフォルダのパスを指定します。 をクリックしパスを参照して指定したり、新規フォルダを作成することも可能です。"Samba (Microsoft(R) Windows(R))の共有" を選択します。"名前" の指定が共有名になります。パスワード認証無しでアクセスを許可するには "パブリック" をチェックしたままにします。"書き込み可能" を選択すると共有への書き込みが許可されます。設定が完了したら[OK]をクリックし「ファイル共有」画面に戻りますので[OK]をクリックします。

ティップ

Windows からアクセスや書き込みを許可するには、Samba の設定だけでなくフォルダに対するアクセス権限(パーミッション)の設定が必要になります。パーミッションの設定方法は、項1.6.7 を参照してください。