1.9. 日本語の入力

Turbolinux Client EX には、日本語入力システムとして "ATOK X3 for Linux" と "Anthy" という 2 種類の日本語入力システムがあります。

注意

「Turbolinux Client EX」では、"ATOK X3 for Linux" をご利用いただけませんので、日本語を入力するには "Anthy" を使用してください。

1.9.1. ATOK X3 for Linux

Turbolinux Client EX では、ハードディスクへのインストール完了後に "ATOK X3 for Linux" をインストールし利用いただけます。ATOK は、株式会社ジャストシステムが開発した日本語入力システムです。Advanced Technology Of Kana-Kanji Transfer の頭文字をとったもので、"エイトック" と発音します。ATOK は Windows、Mac、Linux と数多くのプラットフォームに対応しており、異なるプラットフォームでも同様の操作で日本語入力が可能です。また、日本語の文脈解析変換や校正支援機能などによる変換率の高さから、多くのユーザーに絶大な評価を受けています。

ティップ

インストール方法および基本操作は「Turbolinux Client EX アプリケーションガイド」を参照してください。

1.9.2. Anthy

Linux 上で動作するオープンソースのかな漢字変換システムとしては、Canna(かんな)、 Wnn(うんぬ)、Anthy(あんしー)がよく知られています。Turbolinux Client EX では "Scim" という入力システムと "Anthy" の組み合わせを標準で採用しており、Turbolinux Client EX では "Anthy" を使用した日本語入力が可能になっています。

"Anthy" に関する詳細は、下記の Web サイトも参照してください。

Anthy, Free Japanese conversion engine

"http://anthy.sourceforge.jp/

1.9.2.1. "Anthy" の基本操作

日本語で文字を入力するには、[Ctrl]+[Space]キー、または[半角/全角]キーを押して日本語入力モードに切り替えます。デスクトップにあるステータスが以下のように、日本語入力可能な状態へと変化します。

日本語変換を行うために使用する基本的なキー操作は次の通りです。

表 1-2. "Anthy" のキー操作

文節を変換する[Space]キー、[Ctrl]+[N]キー、[Ctrl]+[P]キー
文節を右へ移動する[Ctrl]+[F]キー
文節を左へ移動する[Ctrl]+[B]キー
文節を長くする[Ctrl]+[O]キー
文節を短くする[Ctrl]+[I]キー

例として、「彼は、ターボリナックスで仕事をしているそうです。」と変換してみます。

「かれは、たーぼりなっくすでしごとをしているそうです。」と入力し[Spase]キーを押します。すると、以下のように正しく変換されない場合があります。

ここから、文節ごとに正しく変換していきます。まずは、"枯葉、"が選択された状態で[Space]キーを押して正しい漢字に変換します。[Ctrl]+[N]キー、または[Ctrl]+[P]キーで変換することもできます。

[Ctrl]+[F]キーで文節を移動します。

[Ctrl]+[I]キーで文節を短くします。

[Space]キーを押して "出" を "で" に変換します。

このようにして、文章全体を正しく修正したら[Enter]キーを押して確定します。