コントロールセンターは、Turbolinux Client EX が標準デスクトップに採用している KDE の各種設定が一元管理されている場所です。また、コントロールセンターには、ターボリナックスが独自に開発したシステム管理、設定ツールもモジュールとして組み込まれています。
コントロールセンターを起動するには、パネルの
から "コントロールセンター" を選択します。以下のウィンドウが表示されます。起動時は、システムの情報が表示されています。

コントロールセンターは複数のモジュールから構成されています。モジュールはいくつかのカテゴリに分類されており、画面の左にアイコンで表示されます。アイコンをクリックすると、そのカテゴリに含まれるモジュールが表示されます。
![]() | "表示" メニューから "モード" -> "ツリー表示" を選択してアイコンの表示モードを切り替えることもできます。 |
各カテゴリに含まれるモジュールの概要は以下のとおりです。
![]() | コントロールセンターには、たくさんのモジュールがあります。モジュールの中には、デスクトップの見た目を変更するだけでなく、デスクトップやシステムの動作に影響を与えるものもあります。ユーザーは自由に設定を変更し、デスクトップの振る舞いをカスタマイズすることができますが、通常は Turbolinux Client EX の標準設定のまま利用されることをお勧めします。以降の章では、デスクトップの外観を変更するモジュールと、主にネットワークの設定、サービスの管理、ソフトウェアの管理など、Turbolinux Client EX を使用する上で重要なシステム管理ツールの使い方について解説しています。 |
表 4-1. KDE コンポーネント
| KDE パフォーマンス | KDE のパフォーマンスに関する設定をすることができます。 |
| KDE リソース | ファイル、ディレクトリ、LDAP のリソースに関する設定をすることができます。 |
| コンポーネントの選択 | KDE が標準で使用するインスタントメッセンジャー、Web ブラウザ、メーラーなどのコンポーネントを設定できます。 |
| サービスマネージャ | KDE が持つサービスの状態を表示します。通常は設定を変更しないでください。KDE 起動時に呼び出されるサービスとオンデマンドで呼び出されるサービスが表示されます。 |
| スペルチェッカー | スペルチェックに使う辞書など、スペルチェックに関する設定を行います。 |
| セッションマネージャ | ログイン、ログアウト、シャットダウン時の動作などセッションに関する設定を行います。 |
| ファイルの関連付け | ファイルやディレクトリとアプリケーションの関連付けなどを設定します。 |
| ファイルマネージャ | ファイルマネージャの外観や挙動に関する設定を行います。 |
表 4-2. インターネット&ネットワーク
| Samba | Samba サービスによるファイルやプリンタの共有、Samba ユーザーの管理など Samba に関する設定を行います。 |
| ウェブブラウザ | ファイルマネージャ(Konqueror)を Web ブラウザとして利用する際の詳細な設定を行います。 |
| サービスディスカバリ | Zeroconf によるサービスディスカバリの設定です。 |
| デスクトップ共有 | VNC(Virtual Network Computing)を使用したリモートデスクトップ接続の設定を行います。 |
| ネットワーク設定 | Turbo ネットワークマネージャによるネットワークの設定です。ホスト名、ドメイン名、デフォルトゲートウェイ、DNS サーバー、IP アドレス、DHCP サーバーの設定など、ご使用のコンピュータを LAN あるいはインターネットへ接続するためのネットワークインターフェースの設定が行えます。また、無線 LAN カードの設定も可能です。 |
| ファイル共有 | Turbolinux Client EX 上のフォルダを共有フォルダとして公開するための設定を行います。 |
| プロキシ | プロキシや SOCKS サーバーの設定を行います。通常、このモジュールを設定する必要はありません。 |
| ローカルネットワークチャット | ローカルネットワークチャットの通知や応答、転送に関する設定です。 |
| ローカルネットワーク参照 | Windows ネットワークで Windows の共有フォルダにアクセスする際のデフォルトのユーザー名とパスワードの設定と LISa に関する設定です。 |
| 接続設定 | 接続のタイムアウトや FTP オプションの設定を行えます。 |
表 4-3. サウンド&マルチメディア
| CDDB 検索 | CDDB(CD DataBase)の接続に関する設定です。Turbo メディアプレーヤーなどで音楽 CD を再生する際に CDDB へ接続しアーティスト名や曲名といった楽曲に関する情報を取得することができます。 |
| オーディオ CD | 音楽 CD に関する設定です。曲やアルバムのファイル名や Ogg Vorbis エンコーディングに関する設定を行います。 |
| サウンドシステム | サウンドデバイス、サウンドシステムに関する全般的な設定を行えます。 |
| システムベル | システム通知のかわりにシステムベルを使用する場合に設定します。 |
| システム通知 | システムのイベントをサウンドで知らせる設定をします。 |
表 4-4. システム管理
| IBM シンクパッド ラップトップ | IBM ThinkPad をご使用の場合に設定可能なオプション設定です。 |
| Sony Vaio ラップトップ | Sony VAIO をご使用の場合に設定可能なオプション設定です。 |
| パス | デスクトップ上 "デスクトップ" "ドキュメント" といったファイルや自動起動用のディレクトリを格納する実体のパスを指定できます。 |
| フォントインストーラ | フォントを追加できます。 |
| ライセンス登録 | Turbolinux Client EX のライセンス登録を行います。 |
| ログインマネージャ | ログイン画面の外観や振る舞いを設定します。 |
| 画像インデックス | 画像検索ツールの設定を行えます。(未) |
| 日付と時間 | システムの日付と時間に関する設定を行えます。 |
表 4-7. 外観&テーマ
| アイコン | アイコンのテーマ選択や詳細なオプションの設定を行えます。 |
| ウィンドウ装飾 | ウィンドウの装飾に関する設定を行えます。 |
| スクリーンセーバー | スクリーンセーバーの設定を行えます。 |
| スタイル | ウィジェットスタイル(ボタン、コンボボックスやプログレスバーなど)選択やツールバー、効果の設定を行えます。 |
| スプラッシュスクリーン | スプラッシュスクリーン(起動時に表示される画面)の選択や追加を行えます。 |
| テーママネージャ | KDE 外観テーマの選択やカスタマイズを行えます。 |
| フォント | 表示フォントに関する設定です。 |
| 起動フィードバック | 起動フィードバックのビジーカーソルやタスクバーによる通知に関する設定を行えます。 |
| 色 | ウィンドウやリンクなどの表示色に関する設定を行えます。 |
| 背景 | デスクトップの背景に関する設定を行えます。 |
表 4-8. 周辺機器
| キーボード | キーボードリピートや KDE 起動時の Num Lock ON/OFF などの設定を行えます。 |
| ジョイスティック | ジョイスティックデバイスを接続している場合に正常動作の確認を行えます。 |
| ディスプレイ | ディスプレイの設定を行えます。ご使用のディスプレイが DPMS(Display Power Management Signaling)に対応していれば、ディスプレイの省電力設定をすることもできます。DPMS は "Energy Star" と呼ばれることもあります。 |
| プリンタ | KDE 印刷マネージャによる設定を行えます。 |
| マウス | マウスの挙動、カーソルテーマなどの設定を行えます。 |
| 記憶メディア | KDE が記憶メディアを検出した際の通知ダイアログに表示する動作の設定や挙動について設定を行えます。 |