Turbolinux Client 2008 をノート PC にインストールして使用する場合には、多くの場合ハイバネーションやサスペンドといった電源管理機能を利用できるようになりました。ハイバネーション(hibernation)とは、ノート PC の利用を一時的に中断する際に、直前の状態をメモリから HDD へ保存し電力の消費を抑える機能です。利用を再開する際には直前の状態に戻し作業を行えるようになります。サスペンド(suspend)とは、同様に直前の状態をメモリ上に保存して電力の消費を抑える機能です。いずれも、バッテリ駆動のノート PC などで作業を中断する毎にアプリケーションや OS を終了するよりも電力消費や手間を省ける便利な機能です。従来の Linux ではこれらの機能は比較的弱いと言われてきました。
![]() | すべての PC ですべての機能を利用できるとは限りません。お使いの PC が対応している機能のみをご利用いただけます。ターボリナックス株式会社の Web サイトの情報も合わせて参照してください。 |
Turbolinux Client 2008 では、KLaptop と KPowersave という 2 つの電源管理フロントエンドを採用しています。Turbolinux Client 2008 をノート PC で利用する場合、電源管理およびバッテリ監視ツール KLaptop がログイン時に自動起動するよう設定されます。また、Turbolinux Client 2008 を HDD へインストールした後に task-client 1.0-2 以降をアップデートインストールすると KPowersave もインストールされ、同様にログイン時に起動するようになります。いずれもパネルのシステムトレイにアイコンが表示されショートカットメニューから操作や設定が可能です。どちらのツールから操作や設定を行ってもハイバネーションやサスペンドは同じように動作しますし重複する機能も多くあります。一部機能は異なりますので、それぞれの解説を参照してください。また、使用しないのであればログイン時に無効になるよう設定を変更することも可能です。操作方法や無効にする手順は 項10.10 および 項10.11 で解説しています。
![]() | 電源管理機能を使用するには、Turbolinux Client 2008 を HDD へインストールした後にアップデートを実行して task-client をアップデートインストールする必要があります。アップデートについて詳細は「Turbolinux Client 2008 インストールガイド」および 項7.3 項7.5 を参照してください。 |
![]() | デスクトップ環境では、KLaptop は使用できません。電源管理機能を利用する場合は、KPowersave をお使いください。 |