3.9. ユーザーの設定

3.9.1. 一般ユーザーの作成

一般ユーザーを作成します。root ユーザーは管理権限を必要とする作業時にのみ利用し、通常の作業は一般ユーザーで行います。以下の項目を入力し[次]ボタンをクリックします。

注意

ここで一般ユーザーを作成しない場合、インストール完了後ログイン可能なユーザーは root のみとなります。作成をスキップしてインストールを完了することもできますが、一般ユーザーを作成しておくことを強く推奨します。

ティップ

一般ユーザーを作成せずに[次へ]ボタンをクリックすると次の警告ダイアログが表示されます。一般ユーザーを作成する場合は[アカウントを作成]ボタンをクリックして一般ユーザーの作成画面に戻ります。

ユーザー名

一般ユーザーの "ユーザー名" を入力します。

フルネーム

ユーザーのフルネームを設定します。

パスワード/パスワードの確認

ユーザーのログインパスワードです。タイプミスを防ぐため 2 回入力する必要があります。最初に上の "パスワード" へパスワードを入力します。入力した文字は、パスワードを盗み取られる危険を防ぐため ● で表示されます。次に、下の "パスワードの確認" へ同じパスワードを入力します。

注意

パスワードを記憶してください。システムにログインするときに、このパスワードが必要となります。パスワードは、少なくとも 6 文字以上で、英数文字と記号などを組み合わせた文字列を設定すべきです。#*,.;:_-+!$%&\|?{[()]} の記号はパスワードとして使用することが可能です。また、Linux は、大文字と小文字を別の文字として区別しますので注意してください。

3.9.2. 認証の設定

認証に関する設定を行うには[ネットワークログインを使用する]ボタンをクリックします。次のダイアログが表示されます。

"ユーザー情報" タブと "認証" タブでは、ネットワークサービスを使用した認証の設定を行います。"オプション" タブでは、必要に応じてパスワードの暗号方式と認証方法を設定することができます。通常は変更する必要はありません。

注意

Turbolinux Client 2008 のインストーラでは、NIS や LDAP 等のネットワークサービスに関する設定を行うことができません。インストール完了後に ハードディスクから Turbolinux Client 2008 を起動し必要なパッケージをインストールして (Kメニュー)の "システム" -> "認証" を起動し設定を行ないます。

設定項目を以下に示します。

Hesiod

ご使用のネットワーク環境が Hesiod を使用してユーザー認証を行っている場合に選択します。Hesiodとは、DNSのデータベースを使用してユーザ名やパスワードなどの認証情報を管理するシステムです。[Hesiod の設定]ボタンをクリックをして表示されるダイアログで詳細の設定が可能です。

Winbind

ご使用のネットワーク環境で Winbind を使用してユーザー認証を行っている場合に選択します。[Win bind の設定]ボタンをクリックをして表示されるダイアログで詳細の設定が可能です。

キャッシュユーザー情報

nscd を有効にしてユーザー情報をキャッシュします。

シャドウパスワードを有効にする

標準で有効とされています。通常は選択されることをお勧めします。パスワードのセキュリティ機能を向上させます。パスワードは、root しかアクセスすることができない /etc/shadow ファイルに保存されます。

パスワードハッシュアルゴリズム

使用するパスワードの暗号方式を選択します。MD5 が標準で選択とされていますので通常はそのまま選択されることをお勧めします。MD5 の場合、256 文字までのパスワードの設定が可能となります。

ローカル認証はローカルユーザー用として十分

ローカルの /etc/passwd によって認証されたユーザーは、NIS や Kerberos などネットワークサービスの認証は使用しません。

ネットワークサービスによる認証システムアカウント

NIS や kerberos といったネットワークサービスによる認証の使用を許可します。

アカウント認証中に access.conf をチェックする

認証時に /etc/security/access.conf を使用します。

利用者の最初のログイン時にホームディレクトリを作成する

最初のログイン時にホームディレクトリが存在しないとき作成します。