![]() | パーティションのリサイズや空き領域へのパーティション作成は、まれにディスクやデータの損壊を招くこともある危険をともなう作業です。実行する前にハードディスクの状態を確認し、既存のデータは必ずバックアップを行った上でインストール作業を行ってください。 |
![]() | デフォルト構成でインストールを行う場合は、インストール先の領域に /boot パーティションを 200MB、/(ルート)パーティションを 3GB 以上、スワップ領域を実メモリの 2 倍程度確保します。これらの合計以上の容量をご用意ください。 |

Turbolinux Client 2008 をインストールするパーティションを設定します。空きスペースを利用するか、あるいは既存パーティションを削除またはリサイズして Turbolinux Client 2008 をインストールするための領域を確保する必要があります。インストーラは既存のパーティションを認識して、中央の枠内に情報を表示します。パーティションの作成についてインストーラで自動的に行うこともできますし、手動で行うこともできます。自動で行う場合は、システムに最適なパーティション構成で作成されます。
![]() | 設定中やハードディスクフォーマット時に、マウントされていないハードディスクデバイスを検出したという内容の以下の例のようなダイアログが表示される場合は[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
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一番上のプルダウンリストからパーティションの作成方法について選択します。
選択デバイスの全パーティションを削除してデフォルトのパーティション構成でインストールを開始します。
選択デバイスの Linux パーティションを削除してデフォルトのパーティション構成でインストールを開始します。
既存パーティションのサイズを変更して作成をした空き領域にデフォルトのパーティション構成でインストールを開始します。項3.6.2 を参照してください。
選択デバイスの空き領域にデフォルトのパーティション構成でインストールを開始します。
手動でパーティション構成を設定します。項3.6.3 を参照してください。
以降の項目を指定します。
パーティションを暗号化する場合に選択します。
![]() | "システムを暗号化する" を選択する場合、プルダウンリストから必ずデフォルトのレイアウトを選択(「カスタムレイアウトを作成します。」以外を選択)してください。 |
既存デバイスが表示されています。チェックボックスを選択するとインストールしたシステムで使用し、解除すると使用しません。既存デバイスのパーティション内にデータが存在する場合は十分注意して選択/解除してください。パーティションは初期化されるためすべてのデータは削除されます。
プルダウンリストからブートデバイスを選択してください。
このチェックボックスを選択するとインストーラは、項3.6.3 の画面を表示します。グラフィカルなインターフェースでマウスを使用しながらパーティションの設定を行えます。自動パーティション設定ができなかったときや、手動でパーティションを設定したい場合に選択してください。
もっとも容易なインストール方法です。未使用領域または既存パーティションを削除した領域に推奨構成で自動的にインストールを行います。
![]() | 既存パーティションを削除してインストールを実行した場合、パーティションはフォーマットされ、データはすべて失われます。必要なデータはあらかじめバックアップをとり、十分に注意し実行してください。 |
![]() | インストール対象の領域は " /boot(200MB)" + " /(3GB)" + "実メモリの2倍" の合計以上でなければなりません。 |
デフォルトのパーティション構成でインストールをするには、プルダウンリストから「選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」「選択したドライブ上の linux パーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」「選択したドライブ上の空き領域を使用して、デフォルトレイアウトを作成します。」のいずれかを選択し、"このインストールに使用するドライブを選択してください" および "このインストールを起動するドライブ" 欄のリストから対象のドライブをそれぞれ選択します。
[次]ボタンをクリックすると次のダイアログが表示されます。[変更をディスクに書き込む]ボタンをクリックするとパーティションのフォーマットが開始されます。インストーラは次のステップに進みます。[戻る]ボタンをクリックすると元の画面に戻ります。

パーティションのフォーマット中は以下のように表示されます。

![]() | 上記の警告ダイアログの後、すぐにパーティションのフォーマットが開始されます。データはすべて失われますので十分に注意し操作してください。 |
![]() | リサイズを行う既存パーティション内のデータは破損を招くおそれがあります。実行する前に必要なデータはバックアップをとり十分に注意し実行してください。 |
![]() | 既存パーティションのサイズを変更して Turbolinux Client 2008 をインストールするために確保する領域は " /boot(200MB)" + " /(3GB)" + "実メモリの2倍" の合計以上でなければなりません。 |
既存パーティションに使用可能な空き容量があるとき、パーティションのサイズを変更し、Turbolinux Client 2008 をインストールするための空き領域を確保します。 ファイルシステムが Ext3、Ext2 NTFS の場合のみ本機能をご利用いただけます。プルダウンリストから「現存するパーティションのサイズを変更し、空きスペースに標準のレイアウトを作成します。」を選択し[次]ボタンをクリックします。次のダイアログが表示されます。

プルダウンリストから対象のパーティションを選択し、"リサイズの対象" 欄に既存パーティションの変更後のサイズを入力し [サイズを変更]ボタンをクリックします。例えば 20 GB の既存パーティションのうち約 8GB を Turbolinux Client 2008 用に確保する場合は、"リサイズの対象" 欄には、"12288" のようにと入力します。
次のダイアログが表示され[変更をディスクに書き込む]ボタンをクリックするとパーティションのフォーマットが開始されインストーラは次のステップに進みます。

これ以降の説明は、「カスタムレイアウトを作成します。」を選択した場合、もしくは「パーティションレイアウトの再確認と変更」 を選択しパーティションの設定を行う場合の手順です。
「カスタムレイアウトを作成します。」を選択した場合、もしくは「パーティションレイアウトの再確認と変更」 を選択し[次]ボタンをクリックすると以下の画面が表示されます。

この画面を操作することで、新規パーティションの作成、既存パーティションのリサイズや削除等が行えます。
![]() | 定義したパーティション設定が実際にハードディスクへ反映されるのは、パッケージをインストールする直前です。それまでは[リセット]ボタンをクリックし、もとの状態へ戻すことができます。 |
画面上部にハードディスク(ドライブ)を表すバーが表示されます。複数の ハードディスクが搭載されている場合は、/dev/sda、/dev/sdb... と接続されたハードディスクの数だけバーが表示されます。選択をすると各ハードディスクのパーティション設定を行えます。この例では、2 台のハードディスクが接続されています。
![]() | Turbolinux Client 2008 では IDE 、SCSI いずれのハードディスクの場合にもデバイス名は、 /dev/sda、/dev/sdb... となります。 |
"Free" と表示されているバー(例の/dev/sdb )は、ハードディスクの空き領域を示しています。したがって、このハードディスクには、ひとつもパーティションが作成されていないことが分かります。すでにパーティションが存在する場合は、既存のパーティション構成が表示されます(例の/dev/sda)。画面下部にも各デバイスの詳細情報が表示されます。作成や削除などの操作は、画面上部のバーまたは画面下部の行のいずれを選択しても操作することができます。
Turbolinux Client 2008 をインストールするために、既存のパーティション情報を削除するにはパーティションやドライブを選択し[削除]ボタンをクリックします。次の確認ダイアログが表示され[削除]ボタンをクリックするとパーティションは削除されます。

ハードディスクの空き領域に新規パーティションを作成する手順を示します。
Turbolinux Client 2008 をインストールするには、最低でも /(ルート)ディレクトリをマウントするパーティションとスワップパーティションと呼ばれる 2 つのパーティションが必要です。新規パーティションを作成するには[新規]ボタンをクリックします。次の画面が表示されます。
![]() | /(ルート)ディレクトリをマウントするパーティションは 3GB 以上確保してください(推奨 5GB 以上)。 |

設定項目は以下の通りです。
このプルダウンリストではマウントポイントを選択します。マウントポイントの概要は以下のとおりです。
表 3-1. マウントポイント
| / | / パーティションは、ルートディレクトリをマウントするパーティションで必ず作成する必要があります。 |
| /boot | /boot パーティションには、カーネルや Linux が起動するのに必要なファイルが格納されます。なるべくディスクの先頭に別途作成することをお勧めします。 |
| /home | /home パーティションには、ユーザーのホームディレクトリが作成されます。別途作成することをお勧めするパーティションです。 |
| /tmp | /tmp パーティションには、一時ファイルが置かれます。動的にサイズが変更されるので、他のディレクトリへの影響を考慮して別途作成することをお勧めするパーティションです。 |
| /var | /var パーティションには、ログファイルやメール、印刷時のスプールファイルが置かれます。動的にサイズが変更されるので、他のディレクトリへの影響を考慮して別途作成することをお勧めするパーティションです。 |
| /usr/local | /usr/local パーティションにはユーザーが独自にインストールしたソフトウェアを置くためなどに使用されます。 |
| /opt | /opt パーティションは、多くの場合別途作成する必要はありませんが一部のアプリケーションなどで利用されることがあります。 |
![]() | /boot ディレクトリには、Linux カーネルや Turbolinux Client 2008 の起動時に使用されるファイルが格納されます。昔の PC/AT 互換機の中には、起動時にハードディスクの 1023 番シリンダ(約 8GB)までしかアクセスできないという BIOS の制限により、それ以降のパーティションに Linux をインストールしてしまうとブートローダーが OS を起動できない可能性があります。そのために、ディスクの先頭領域に小さな /boot パーティションを作成し、この問題を回避することがあります。しかし、最近のコンピュータであれば、ほとんど問題になることはありませんので、必ずしも作成する必要はありません。 |
このプルダウンリストでは、パーティションのファイルシステムのタイプを選択します。概要は以下のとおりです。
表 3-2. ファイルシステムタイプ
| efi | Itanium を搭載したシステムで、OS ローダーを使用可能とするための EFI ファイルシステムのパーティション |
| ext2 | 一般的に Linux で利用されている Ext2 ファイルシステムのパーティション |
| ext3 | Ext2 にジャーナリング機能を追加した Ext3 ファイルシステムのパーティション |
| Physical volume(LVM) | LVM のボリュームグループを構成するパーティション |
| Software RAID | RAID 用のパーティション |
| swap | スワップ領域用のパーティション |
| vfat | Windows 9x/Me などで利用されている FAT32 ファイルシステムのパーティション |
| xfs | XFS ファイルシステムのパーティション。SGI の UNIX OS(IRIX)で利用されているファイルシステムを Linux へ移植したものです。 |
パーティションを作成するデバイスのチェックボックスを選択します。
作成するパーティションのサイズを指定します。単位は MB です。
サイズ指定時のオプションを選択できます。
強制的にプライマリパーティションにします。
パーティションを暗号化します。
![]() | "暗号化" を選択できるのは、ファイルシステムタイプのプルダウンリストから "Physical volume(LVM)"を選択している場合のみです。他のファイルシステムタイプを選択している場合は "暗号化" を選択しないように注意してください。システム起動に失敗する場合があります。 |
ここでは、/boot、/(root)、Swap の 3 つのパーティションを作成する場合の例で解説します。まず、既存のパーティションが存在する場合は、選択し[削除]ボタンをクリックし削除しておきます。続いて /boot パーティションを作成します。デバイスの Free と表示されているバーを選択し[新規]ボタンをクリックし、以下の例のように設定し[OK]ボタンをクリックします。

作成した /boot パーティションが画面上部のバーに次のように表示されます。このパーティションをクリックすると画面中央の詳細情報が反転表示されます。また、ダブルクリックまたは選択し[新規]ボタンをクリックすると編集画面が表示され設定を変更できます。

次に、スワップパーティションを作成します。同じように[新規]ボタンをクリックし次のように設定します。

項目を設定したら[OK]ボタンをクリックします。
![]() | スワップパーティションのサイズは、各システムの環境に依存しますが、一般的には、物理メモリサイズの 2〜3 倍のサイズを確保するのがよいと言われています。しかし、今では GB 単位のメモリを搭載するコンピュータも珍しいことではなく、あくまでも目安にすぎません。 |
次に、ルートパーティションを作成します。同じように[新規]ボタンをクリックし次のように設定します。

ここでは、残りの /dev/sda ハードディスク領域すべてをルートパーティションとして作成することにします。項目を設定して[OK]ボタンをクリックします。
すべてのパーティションについて完了後、次の画面で作成したパーティション構成を確認し[次]ボタンをクリックします。

次のダイアログが表示されますので[変更をディスクに書き込む]ボタンをクリックしてください。パーティションのフォーマットが開始されインストーラは次のステップに進みます。

すでに存在しているパーティションの設定を変更するための手順を解説します。
既存パーティションの中から設定を変更したいパーティションをダブルクリックするか、クリックをして選択し[編集]ボタンをクリックします。以下の画面が表示されます。

以下の項目を変更することができます。
このプルダウンリストではマウントポイントを選択します。マウントポイントの概要は、パーティションの作成と同様です。項3.6 を参照してください。
フォーマットします。プルダウンリストからパーティションのファイルシステムのタイプを選択します。概要は、パーティションの作成と同様です。項3.6 を参照してください。
パーティションサイズを変更します。変更するサイズを MB 単位に指定してください。
LVM の論理ボリュームや基本 / 論理パーティションに対して "暗号化" を選択することはできません。システム起動に失敗する場合があるため選択をしないよう注意してください。
![]() | インストール後の Turbolinux Client 2008 から既存のパーティションにアクセスしたい場合は、ここでマウントポイントを指定できます。 |
![]() | フォーマットが実行されると、データはすべて削除されます。既存のファイルシステムにマウントポイントの設定をした場合などフォーマットする必要のないパーティションは、"フォーマットする:" の選択が解除されていることを必ず確認してください。 |