15.4. データ CD/DVD の作成

データ CD、データ DVD を作成するには、以下のように行います。

  1. CD/DVD ディスクに書き込むフォルダやファイルをイメージファイルとして保存する。

  2. イメージファイルを CD/DVD ディスクに書き込む。

イメージファイルの作成と書き込みは、K3b が行ってくれますので、全く意識する必要はありません。ただし、イメージファイルはローカルハードディスクに作成されますので、イメージファイルを作成できるだけの空き容量があることを確認してください。

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書き込み時の設定ダイアログで "イメージを作成" を解除して中間のイメージを作成せずに直接メディアに書き込む場合はこの限りではありません。

ここでは、データ DVD の作成を例に解説しますが、データ CD も同様の手順で作成することができます。

データ DVD を作成するには、メインウィンドウ下部の "新しいデータ DVD プロジェクト" アイコンを、データ CD を作成する場合は、"新しいデータ CD プロジェクト" アイコンをクリックします。以下のようにプロジェクトビューに新規プロジェクトが作成されます。

メディアに書き込みたいファイルやフォルダを画面右下のビューにドラッグ&ドロップして追加します。ファイルの選択は、ファイルマネージャ(Konqueror)と同じように操作することができます。

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ファイルマネージャ(Konqueror)でファイルやフォルダを右クリックすると表示されるメニューから "アクション" -> "k3b でデータ DVD を作成" または "k3b でデータ CD を作成" を選択すると、自動的に K3b が起動し、選択したファイルやフォルダを含む新規データ DVD プロジェクト / CD プロジェクトを作成することもできます。

メディアに書き込むファイルやフォルダの追加完了後、 ボタンをクリックすると現在のダイアログの書き込みダイアログが表示されます。

"イメージを作成" を選択し[書き込み]ボタンをクリックすると書き込みを開始することができます。必要に応じて以下のオプション設定も可能です。

メディアに書き込む

複数の CD-R/RW、DVD±R/RW ドライブを搭載している場合は、このプルダウンで使用するドライブを選択することができます。

速度

デフォルトでは、"自動" が選択されています。必要に応じて、書き込み速度を選択することができます。

書き込みモード

ディスクアットワンス(DAO)やトラックアットワンス(TAO)など、データを書き込む方法を選択することができます。トラックアットワンスは、データを記録する際に、複数のトラックというまとまりに分割して書き込みます。これに対し、ディスクアットワンスはデータをいちどに書き込みます。ディスクアットワンスは、大量生産される音楽 CD や CD-ROM のマスター CD を焼く場合などに利用されます。大きな違いは、トラックアットワンスはデータの追記ができますが、ディスクアットワンスはデータの追記はできません。トラックアットワンスでは、リードイン - データ - リードアウトをひとつのセッションと呼ばれる単位で複数書き込みます。このような複数のセッションで構成される CD-R/RW をマルチセッションと呼びます。トラックアットワンスでデータを追記したい場合には、"その他" タブを表示して、"マルチセッションモード" から "マルチセッション開始" を選択します。次に書き込むときは、"マルチセッションを続ける" を選択して追記します。

シミュレート

選択すると、実際にメディアへの書き込みは行いませんが、それ以外の処理をシミュレートします。これは、正常に書き込みできるかどうかのテストに使用することができます。

イメージを作成

メディアへの書き込みを行う前に、イメージファイルを作成します。このオプションの選択を解除するとハードディスクにイメージファイルを作成せずに、直接メディアに書き込みます。解除しても通常は問題なく動作しますが速度の設定が適切であることを確認してください。イメージファイルの作成後に書き込む場合はここを選択します。

イメージファイルの保存先は、"イメージ" タブの "一時ファイル" で指定することができます。"イメージを削除" を選択しない場合は、メディアへの書き込み後にもイメージファイルは削除されません。

イメージのみを作成

メディアへの書き込みは行わず、イメージファイルだけを作成したい場合に選択します。イメージファイルの保存先は、"イメージ" タブの "一時ファイル" で指定することができます。作成したイメージファイルは、あとで K3b を使用して書き込むこともできます。項15.8 を参照してください。

イメージを削除

選択を解除すると、作成したイメージファイルを書き込み後に削除せずに残します。

書き込んだデータを検証

元のデータと書き込み後のデータとを比較し、正常にデータが書き込まれたかどうかをチェックする場合に選択します。

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K3b は、その他にも非常に多くのオプション設定が可能です。書き込みオプションに熟知している方であれば、タブを切り替えて詳細な設定が可能です。

設定完了後、[書き込む]ボタンをクリックします。書き換え可能なディスク(CD-RW や DVD±RW) が挿入されている場合、K3b は既存データの消去を確認する以下のダイアログを表示します。

メディアの内容を消去してもかまわない場合は、[フォーマット]ボタンをクリックして書き込みを開始します。

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CD/DVD ドライブと書き込むメディアの相性の問題等で、書き込み速度のエラーが表示される場合は、速度を変更してみてください。

書き込みの進行状況が表示されます。

書き込みが完了すると、「成功」のメッセージが表示され、ドライブのトレイが自動的に開きます。トレイからメディアを取り出し、[閉じる]ボタンをクリックします。メインウィンドウに戻ります。

メインウィンドウの ボタンで K3b を終了すると、以下のダイアログが表示されます。必要であれば、現在のプロジェクトを保存しておくことができます。