3.7. ブートローダーの設定

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「ブートローダーの設定」画面は、「パーティションの設定」画面で「カスタムレイアウトを作成します。」を選択し手動で設定する場合にのみ表示されます。デフォルトレイアウトで作成する場合には表示されません。

ブートローダーは、コンピュータ起動時にハードディスクから OS をブートするためのプログラムです。複数の OS がインストールされたデュアルブート環境では、起動する OS を切り替えるブートセレクターの役割も果たします。Turbolinux Client 12.5 では、GRUB(GRand Unified Bootloader)というブートローダーを標準で採用しています。ここでは、ブートローダー のインストールに関する設定を行います。

設定項目を以下に示します。設定後[次]ボタンをクリックします。

ブートローダーを /dev/sda にインストールする。

選択をするとブートローダーをハードディスクのマスターブートレコード(MBR)にインストールします。デフォルトで選択されています。インストール先を変更する場合は [デバイスの変更]ボタンをクリックします。インストールしない場合は選択を解除します。ただし、選択を解除できるのは、起動ディスクを使用して起動する場合や他のブートローダーを使用しており、インストールした Turbolinux Client 12.5 を確実に起動できる手段をすでに持っている場合です。通常この項目を解除することはありません。

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/dev/sda の部分の表示は環境によって異なります。

[デバイスの変更]ボタンをクリックすると以下の画面が表示されます。設定を変更したら[OK]ボタンをクリックします。

ブートローダーをハードディスクのマスターブートレコード(MBR)にインストールする場合は " Master Boot Record(MBR)-/dev/sda " を選択したままとし、ブートパーティションの最初のセクタにインストールする場合は "First sector of boot partition -/dev/sda1" を選択します。"BIOS ドライブ順" の変更も可能です。

通常はマスターブートレコードに GRUB をインストールします。MBR はパーティション情報を保持するパーティションテーブルやブートローダーがインストールされるハードディスクの特別な領域です。MBR に GRUB をインストールすればコンピュータ起動時に BIOS は MBR にインストールされた GRUB をロードし、そしてロードされた GRUB は、Turbolinux Client 12.5 を起動します。なお、/dev/sda の表示は環境によって異なります。GRUB を MBR にインストールすると既存の MBR は上書きされますので、他のブートローダーをご使用の場合は注意が必要です。

ブートパーティションの最初のセクタは、GRUB 以外の商用のブートローダー等を使用している場合に選択します。画面には、/boot パーティションとして指定したデバイスが表示されるため、/dev/sda1 の表示は環境によって異なります。

ブートローダーパスワードを使用

ユーザーがシステム内のファイルを参照したり、カーネルパラメータを指定することを防ぎます。選択すると次のダイアログが表示されて GRUB のパスワードを設定できます。誤入力を防ぐために 2 回入力が必要です。

パスワードは入力ミスを防ぐために 2 回入力します。

ブートローダーのオペレーティングシステムのリスト

GRUB のメニューに表示されるリストです。[追加]ボタンをクリックするとメニューの追加ができ、既存のメニューを選択して [編集] ボタンをクリックするとブートラベルの変更ができ、選択して[削除]ボタンをクリックすると削除ができます。

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ブートラベルの文字列を[編集]ボタンをクリックして任意に変更することができます。ブートラベルとは、ブートローダーが起動する OS を識別するための文字列です。ここで設定したブートラベルは、 コンピュータ起動時にブートローダーの起動画面に表示されます。Turbolinux Client 12.5 のブートラベルは、初期設定では "Turbolinux" です。Windows とのデュアルブート環境を構築した場合は、表示されたブートラベルを選択することで起動する OS を切り換えることができます。