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Appliance Server 1.0
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サーバー
ATOM Server Desktop ATOM Server Desktopは、ウェブブラウザ上で動作するTurbolinux Appliance Serverのユーザインターフェイスです。 Turbolinux Appliance Serverのすべての操作は、ATOM Server Desktopを介して行います。
SSL(Secure Socket Layer) Turbolinux Appliance Serverは、SSLを使用したセキュアなウェブサーバーを運用することができます。クライアントのウェブブラウザとTurbolinux Appliance Server間の通信を暗号化しATOM Server Desktopへの安全なアクセスを提供します。
仮想サイト Turbolinux Appliance Serverは「バーチャルドメイン」機能をサポートし、1台の物理サーバーで容易に複数の仮想サイトの運営が可能です。 Turbolinux Appliance Serverは、1 つのIPアドレスに複数のドメインを対応させる名前ベースの仮想サイトと、各ドメインに異なるIPアドレスを割り当てるIPベースの仮想サイトの両方をサポートしています。また、Turbolinux Appliance Serverのサーバー管理者は、各仮想サイトの管理を任意のユーザーに委託することができます。仮想サイトの管理を委託されたユーザーはサイト管理者と呼ばれます。
サーバー管理者とサイト管理者の権限 仮想サイトの追加や削除は、Turbolinux Appliance Serverのサーバー管理者により行われます。仮想サイトの管理は、サーバー管理者により権限を委託されたサイト管理者が行うこともできますがその権限は以下のように制限されています。
「サイトの管理」
メニュー
設定項目 サーバー
管理者
サイト
管理者
仮想サイトのリスト 仮想サイトの作成
仮想サイトの削除
仮想サイトを検索
テンプレートの編集
×
ユーザーの管理 一般ユーザーの追加
(サイト管理者権限の設定含む)
一般ユーザーの削除
テンプレートの編集
メーリングリスト メーリングリストの作成
メーリングリストの削除
一般設定 アドレスの設定
ホスト名、ドメイン名の設定
最大許容ディスク容量
ユーザーの最大数
自動DNS設定
×
(参照のみ可)
サービス ウェブ
匿名FTP
電子メール
シェル
×
(参照のみ可)
Web展開 ウェブアプリケーションアーカイブ(.war)のロードと管理
SSL SSL証明書の管理
(SSL証明書の管理のみ可、SSLの有効化は不可)
利用状況 ウェブ、FTP、電子メール、ディスクの利用状況 ×
(参照のみ可)
ユーザーの管理 サーバー管理者あるいはサイト管理者は、ATOM Server Desktopのグラフィカルインターフェイスを操作して各仮想サイトのユーザーを管理することができます。また、追加したいユーザー情報を記述したユーザーファイルを用意して、複数のユーザーをまとめてインポート、あるいは既存のユーザーをエクスポートすることも可能です。ユーザファイルは単純なテキストファイルなので、任意のテキストエディタで簡単に編集することができます。
ウェブサーバー Turbolinux Appliance Serverは、ウェブブラウザからのリクエストに応えてHTMLファイルを転送するウェブサーバーとして動作します。Turbolinux Appliance Serverでは、オープンソースソフトウェアとして最も有名なApacheウェブサーバーを採用しています。管理者によりアカウントを作成されたユーザーは、ホームページを公開するためのハードディスク領域が割り当てられます。ユーザーは、作成したウェブページをホームディレクトリ下に存在するwebディレクトリ(/home/sites/ <仮想サイト名>/ users/<ユーザー名>/web/)に置くだけで簡単にホームページを公開することができます。
Turbolinux Appliance ServerのFTPサーバーを稼動すれば、ユーザーは任意のFTPクライアントを使用して自分のホームディレクトリにファイルをアップロードすることができます。
CGI/PHPスクリプト サーバー管理者は、仮想サイトごとにCGI/PHPスクリプトの実行を許可するかどうかを設定することが可能です。

CGIプログラムの多くはPerlスクリプトで記述されています。Perlはウェブプログラミングにおいても広く利用されており、最も普及しているスクリプト言語の1つと言えます。PHPも、ウェブアプリケーションでの使用を目的として開発され、現在最も注目されているサーバーサイドスクリプトです。

SSI サーバー管理者は、仮想サイトごとにSSI(Server Side Include)の使用を許可するかどうかを設定することが可能です。ウェブサーバーは、リクエストのあったHTMLファイルをクライアントに送信します。SSIを使用した場合、HTMLファイル内に記述されているSSIコマンドをウェブサーバー側で解析実行し、その結果を文書内に埋め込んで送信することができるようになります。例えば、コピーライトのような固定文字列をすべてのページに組み込む場合などに利用できます。
JSP(JavaServerPage)/Servlet サーバー管理者は、仮想サイトごとにJSP/Servletの実行を許可するかどうかを設定することが可能です。Servletは、サーバーサイドで動的なウェブアプリケーションを作成するためのJavaのクラスです。
また、JSPはHTMLにJavaスクリプトを埋め込むことができるサーバーサイドスクリプトです。サーバーサイドJavaは、クライアントからのリクエストを受け取るとサーバー側でプログラムを実行し、その結果であるHTMLをクライアントへ返します。クライアントはサーバー側で生成された HTMLを受け取るだけなので、Javaの実行環境がなくてもHTMLさえ解釈できれば、Javaの恩恵を受けることのできるメリットがあります。
Turbolinux Appliance Serverのウェブサーバーは、Servlet/JSPの実行環境としてTomcatを実装しています。Tomcatは、サーバーサイドJava (Servlet、JSP)の実行環境として企業の業務システムに採用されるほど実績のあるオープンソースソフトウェアです。Tomcatは、単体でも動作しますが、多くの場合、ウェブサーバーとしてより高機能なApacheと連携することによって実装されています。なお、Turbolinux Appliance Serverでは、Servlet 2.3/JSP 1.2の仕様に準拠したTomcat4の関連パッケージを収録しています。
WAR(Web Application Resources)ファイル ウェブアプリケーションに含まれるHTML、JSP、Servletなどのコンテンツは、WARファイルという形式で1 つのファイルにまとめておくことが可能です。WARファイルは、あるウェブアプリケーションのディレクトリ構成をまとめたアーカイブファイルです。他のサーバーへウェブアプリケーションの移動や配布を容易にします。多くのウェブアプリケーションがこのWARファイル形式で提供されています。 Turbolinux Appliance Serverは、ATOM Server DesktopからWARファイルを読み込み、容易にウェブアプリケーションを登録することが可能です。
電子メールサーバー Turbolinux Appliance Serverは、インターネット上で電子メールの送受信を行うSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーとして動作します。また、POP(Post Office Protocol)サーバーあるいはIMAP(Internet Message Access Protocol)サーバーを動作させることで、Turbolinux Appliance Server上にアカウントを持つユーザーは、任意の電子メールクライアントを使用して、自分のメールボックスファイルからメールを受信することができます。さらに、電子メールの受信に使われるパスワードを暗号化するAPOP認証やPOPによる認証をSMTPサービスで利用するPOP before SMTPもサポートしています。
メーリングリスト メーリングリストの運営/管理もATOM Server Desktopから容易に行えます。メーリングリストを作成すると、個別に電子メールを送信しなくても、メーリングリストのメンバーに一括して電子メールを送信することが可能になります。メーリングリストのメンバーには、Turbolinux Appliance Server上のユーザーだけでなく、外部のユーザーを含めることも可能です。
FTPサーバー Turbolinux Appliance Serverは、ホスト間でファイルの転送を行うFTPサーバーとして動作します。
ユーザーは任意のFTPクライアントを使用して、Turbolinux Appliance Server上のホームディレクトリにファイルをアップロード、またはダウンロードすることができます。また、不特定多数のユーザーにFTPサイトへのアクセスを許可するAnonymous FTP(匿名FTP)サイトの運営も容易に行えます。
DNSサーバー Turbolinux Appliance Serverは、ドメイン名(あるいはホスト名)とIPアドレスの名前解決を行うDNSサーバーとして動作させることができます。Turbolinux Appliance Serverでは、これらの対応付けを定義するゾーンファイルの編集をATOM Server Desktopのグラフィカルなユーザインターフェイスで支援します。また、仮想サイトの作成時に[自動DNS 設定]を有効にすると作成した仮想サイトの正引き(A)レコードを自動的にTurbolinux Appliance ServerのDNSサーバーに追加することができます。
SNMPサーバー SNMP(Simple Network Management Protocol)は、ネットワーク機器の管理プロトコルで、管理される側のSNMPエージェントと管理する側のSNMP マネージャで構成されます。ルータやスイッチングハブなどのネットワーク機器の多くは、SNMPに対応しています。 Turbolinux Appliance ServerもSNMPエージェントとして動作させることができ、定期的に取得したCPU使用率、メモリ使用率、ネットワークトラフィックなどのシステム情報をSNMPマネージャから確認することが可能です。
SSH/Telnetサーバー Turbolinux Appliance Server は、システムへのリモートログイン環境を提供するTelnetおよびSSHサーバーを動作させることができます。仮想サイトごとに設定可能なシェルアクセス機能を有効にすると、ユーザー単位でリモートログインの許可、拒否の設定を行うことが可能です。
帯域幅管理機能 帯域幅管理機能を有効にすると、IPアドレス単位でデータ転送速度の上限値を設定することが可能です。
利用状況レポート機能 利用状況レポート機能により、Turbolinux Appliance Server上のネットワーク、ウェブ、メール、FTPサービスの利用状況やディスクの使用状況をグラフィカルに表示することが可能です。
アクティブモニタ機能 アクティブモニタ機能は、Turbolinux Appliance Serverシステムやネットワークサービスの稼動状況を監視します。深刻な問題を検出するとATOM Server Desktop上のアクティブモニタアイコンを赤色で表示してサーバー管理者に通知します。また、障害発生時に管理者へ警告メールを送信する設定も可能です。
個人プロフィール 個人プロフィールでは、Turbolinux Appliance Serverにアカウントを持つユーザーが自分のユーザー情報を変更、表示するための機能です。ログインパスワードの変更や電子メールの転送設定などが行えます。また、ディスクの使用状況を確認することもできます。
パッケージの管理
(Turbopkg)
ATOM Server Desktopから弊社FTPサイトへ接続し、Turbolinux Appliance Serverのアップデートが可能です。また、新規パッケージのインストール、イ ンストール済みパッケージの一覧表示、パッケージの削除もATOM Server Desktopから実行することができます。
RAID-1(サーバーディスクミラーリング) Turbolinux Appliance Serverでは、ソフトウェアRAID-1をサポートしています。RAID-1は、ディスクミラーリングともよばれ、物理的に2台のハードディスクに全く等しいデータを保持することでデータの冗長性を高めます。これらは、OSから1台の論理的なハードディスクとして認識されます。このようにデータを二重化することによって、片方のハードディスクに障害が発生した場合にも、もう一方のハードディスクに保持されているデータを使用し正常に機能します。万が一、1台のハードディスクに障害が発生した時には、システム監視機能「アクティブモニタ」によって、ただちに異常を検知することができます。ハードディスクの交換後、電源を投入しシステムを起動すると自動的にRAIDの再構築が行われます。