turbo+ の提供するオプション機能として設定ファイルのバックアップとパッケージリストの作成があります。ここでは、これらの機能について解説します。
以下のコマンドを実行し、turbo+ を起動し[オプション]を選択します。
# miniuni # turbo+ --text |
![]() | コンソールから turbo+ を起動すると、デフォルトの表示言語は英語です。日本語で表示するには、miniuni コマンドを実行したあとに turbo+ を実行します。 |

以下の画面が表示されます。

バックアップは現在のシステムの設定ファイルを tar ファイルとして保存する機能です。"オプション"画面で[バックアップ]を押すと以下の画面が表示されます。

"変更されている設定ファイル" もしくは、"すべての設定ファイル" を選択してバックアップを実行することができます。ただし、ここでいう設定ファイルとは、RPM データベースがパッケージ情報として保持しているものが対象であるため、例えば、ユーザーが独自に作成した設定ファイルは対象にはなりませんので注意が必要です。例えば、/var/named/ 配下に作成した BIND のゾーンファイル等はシステム管理者自身が用意するファイルであるため、RPM はこれらのファイルを設定ファイルとして認識してくれません。したがって、独自に作成した設定ファイルは、個別にバックアップをとる必要があります。
ここでは、バックアップを実行した際の処理について解説します。RPM のデータベースは、各 RPM パッケージに含まれる設定ファイルの情報を保持しています。例えば、以下の rpm コマンドを実行すると、httpd パッケージに含まれる設定ファイルが表示されます。
# rpm -qc httpd /etc/httpd/conf/httpd-std.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/magic /etc/logrotate.d/httpd /etc/rc.d/init.d/httpd /etc/sysconfig/httpd 省略... |
RPM データベースはこのように、パッケージに含まれる設定ファイルの情報を保持しており、以下のように -V オプションを付けて実行すると、インストール後に変更した設定ファイルの一覧を表示することも可能です。
# rpm -V samba S.5....T c /etc/samba/smb.conf S.5....T c /etc/samba/smbpasswd S.5....T c /etc/xinetd.d/swat |
出力結果は、左から 8 桁の文字列、次に設定ファイルを表す c、最後にファイル名となります。8 文字の部分は、ファイルの属性を RPM データベースに記録されているものと比較した結果を表しています。"." は属性が変更されていないことを示しており、以下の文字が表示された場合は、それらの属性が変更されていることを示しています。ただし。アプリケーションによっては、起動時に設定ファイルを書き換えるものもありますので、自分が直接変更した設定ファイルだけがリストされるわけではありません。
このように、バックアップ機能で "変更されている設定ファイル" を選択した場合は、rpm -V で出力されるファイル、"すべての設定ファイル" を選択した場合は、rpm -qc で出力されるファイルが全てのパッケージに対して実行され、その結果出力された設定ファイルがバックアップの対象となります。
パッケージリストの作成は、現在のシステムにインストールされているパッケージリストファイルを作成します。作成したパッケージリストは、Turbolinux 11 Server のインストール時に読み込み、同じパッケージ構成のシステムを複数台構築する場合に使用することができます。以下の画面が表示されますので[作成]を押します。

必要に応じて、パッケージリストのファイル名や説明を入力して、[作成]を押します。
