16.2. NFSv4 の関連ファイル

Turbolinux 11 Server における NFS サーバーの主な関連ファイルは以下の通りです。

表 16-1. NFS の関連ファイル

バージョンnfs-utils-1.1.0-5 
デーモン/usr/sbin/rpc.idmapdNFSv4 ID と UID 及び GID 間のマッピングを行うデーモンです。
/usr/sbin/rpc.mountdNFS マウントデーモンです。クライアントからのリクエストを受けファイルシステムのエクスポートを確認します。特に設定の必要はありません。NFSv4 では使用しません。
/usr/sbin/rpc.nfsdNFS サービスデーモンです。
/usr/sbin/rpc.gssdNFSv4 のケルベロス認証を提供するクライアントデーモンです。
/usr/sbin/rpc.svcgssdNFSv4 のケルベロス認証を提供するサーバーサイドのデーモンです。
/sbin/rpc.statdNSM(Network Status Monitor)RPC プロトコルの実装です。NFSv4 では使用しません。
起動スクリプト/etc/init.d/nfsNFS サーバーの起動スクリプトです。
/etc/init.d/nfslockNFS ファイルロックサービスの起動スクリプトです。
/etc/init.d/rpcidmapdID Mapd サービスの起動スクリプトです。
/etc/init.d/rpcsvcgssdRPCSEC GSS (サーバーサイド)起動スクリプトです。
/etc/init.d/rpcgssdRPCSEC GSS (クライアント)起動スクリプトです。
設定ファイル/etc/exportsNFS サーバーの設定ファイルです。
/etc/idmapd.confID Mapd サービスの設定ファイルです。
ログ/var/log/messages 

nfs-utils には以前のバージョンとの互換性のためのプログラムも含まれており、NFS サーバーを動作させるために、これらのデーモンが全て必要になるわけではありません。NFS サーバーは、これらのデーモンとカーネルレベルのサポートによりファイルシステムの共有を実現しています。クライアントが NFS のいずれのバージョンの実装かによって必要となるデーモンが共に動作します。また、nfs-utils パッケージには、rpc.svcgssd や rpc.gssd といった NFSv4 のセキュリティ機能を提供する RPCSEC_GSS 関連のデーモンも含まれていますが、本ガイドでは RPCSEC_GSS については触れません。