Turbolinux 11 Server における NFS サーバーの主な関連ファイルは以下の通りです。
表 16-1. NFS の関連ファイル
| バージョン | nfs-utils-1.1.0-5 | |
| デーモン | /usr/sbin/rpc.idmapd | NFSv4 ID と UID 及び GID 間のマッピングを行うデーモンです。 |
| /usr/sbin/rpc.mountd | NFS マウントデーモンです。クライアントからのリクエストを受けファイルシステムのエクスポートを確認します。特に設定の必要はありません。NFSv4 では使用しません。 | |
| /usr/sbin/rpc.nfsd | NFS サービスデーモンです。 | |
| /usr/sbin/rpc.gssd | NFSv4 のケルベロス認証を提供するクライアントデーモンです。 | |
| /usr/sbin/rpc.svcgssd | NFSv4 のケルベロス認証を提供するサーバーサイドのデーモンです。 | |
| /sbin/rpc.statd | NSM(Network Status Monitor)RPC プロトコルの実装です。NFSv4 では使用しません。 | |
| 起動スクリプト | /etc/init.d/nfs | NFS サーバーの起動スクリプトです。 |
| /etc/init.d/nfslock | NFS ファイルロックサービスの起動スクリプトです。 | |
| /etc/init.d/rpcidmapd | ID Mapd サービスの起動スクリプトです。 | |
| /etc/init.d/rpcsvcgssd | RPCSEC GSS (サーバーサイド)起動スクリプトです。 | |
| /etc/init.d/rpcgssd | RPCSEC GSS (クライアント)起動スクリプトです。 | |
| 設定ファイル | /etc/exports | NFS サーバーの設定ファイルです。 |
| /etc/idmapd.conf | ID Mapd サービスの設定ファイルです。 | |
| ログ | /var/log/messages |
nfs-utils には以前のバージョンとの互換性のためのプログラムも含まれており、NFS サーバーを動作させるために、これらのデーモンが全て必要になるわけではありません。NFS サーバーは、これらのデーモンとカーネルレベルのサポートによりファイルシステムの共有を実現しています。クライアントが NFS のいずれのバージョンの実装かによって必要となるデーモンが共に動作します。また、nfs-utils パッケージには、rpc.svcgssd や rpc.gssd といった NFSv4 のセキュリティ機能を提供する RPCSEC_GSS 関連のデーモンも含まれていますが、本ガイドでは RPCSEC_GSS については触れません。