ProFTPD サーバープログラムの実体は、proftpd というデーモンです。Turbolinux 11 Server で proftpd の起動や停止を行うには、/etc/init.d/proftpd スクリプトに以下のオプションを指定して実行します。
![]() | proftpd は、スーパーサーバー xinetd により起動を制御することも可能です。その場合は、以下の方法で起動しないでください。詳細については、項12.3.1 を参照し /etc/xinetd.d/xproftpd ファイルを編集してください。 |
表 12-2. /etc/init.d/proftpd の起動オプション
| オプション | 操作 |
|---|---|
| start | proftpd デーモンを起動します。 |
| stop | proftpd デーモンを停止します。 |
| restart | proftpd デーモンを再起動します。 |
| status | proftpd デーモンの起動状況を確認します。 |
| condrestart | デーモンが動作しているかを確認後、再起動します。(/var/lock/subsys/proftpd が存在するとき再起動します。) |
| reload | 設定ファイルを再読込みします。 |
proftpd を起動するには、以下のコマンドを実行します。
# /etc/init.d/proftpd start |
Turbolinux 11 Server の ProFTPD は初期設定のままで、基本的な FTP サーバーとして動作します。上記コマンドを実行するだけで、Turbolinux 11 Server にアカウントを持つユーザーは、FTP クライアントで自分のホームディレクトリにログインできるようになります。
proftpd を停止するには、以下のコマンドを実行します。
# /etc/init.d/proftpd stop |
Turbolinux 11 Server の起動時に proftpd を自動的に開始するには、以下のように chkconfig コマンドを実行しておきます。
# chkconfig proftpd on |
proftpd の設定ファイルを変更した場合は、変更を反映するために proftpd を再起動します。
# /etc/init.d/proftpd restart |
Turbolinux 11 Server の ProFTPD は、proftpd デーモンが常に起動待機しているスタンドアローンモードで起動しますが、設定ファイルの /etc/proftpd/proftpd.conf を編集することで、スーパーサーバーを経由した起動に変更することも可能です。
スタンドアローンモードで起動するには、/etc/proftpd/proftpd.conf ファイルの ServerType が以下のように設定されていることを確認してください。Turbolinux 11 Server の初期設定は、スタンドアローンモードです。
ServerType standalone |
proftpd の起動をスーパーサーバーである xinetd で管理するには、/etc/proftpd/proftpd.conf の ServerType を以下のように変更します。Turbolinux 11 Server の設定ファイルには、コメント行として ServerType inetd の記述があります。xinetd による起動でも inetd と記述します。
ServerType inetd |
次に、/etc/xinetd.d/xproftpd ファイルを編集します。設定ファイルの詳細については、項20.3 を参照してください。
service ftp
{
disable = no <- 変更します。
socket_type = stream
protocol = tcp
wait = no
user = root
server = /usr/sbin/in.proftpd
log_on_success += DURATION USERID
log_on_failure += USERID
nice = 10
} |
![]() | 次のコマンドを実行しても、同様に /etc/xinetd.d/xproftpd ファイルの編集が可能です。
|
作成後、設定を反映させるために xinetd を再起動します。
# /etc/init.d/xinetd restart |
次に、Turbolinux 11 Server の xinetd は TCP Wrappers によるアクセス制御を行いますので、/etc/hosts.allow を編集しアクセスを許可するホストを指定する必要があります。標準の /etc/hosts.allow ファイルには、以下の記述がありますので、コメントをはずし修正します。
#in.proftpd: sample.foo.bar.edu |
以下の例では、.turbolinux.co.jp ドメイン、および 192.168.0.1 の IP アドレスを持つホストからのアクセスを許可しています。TCP Wrappers の詳細は項20.1を参照してください。
in.proftpd: .turbolinux.co.jp in.proftpd: 192.168.0.1 |
![]() | 本ガイドでは、スタンドアローンモードによる起動を前提に記載しています。 |