Web サーバーのログファイルを解析するツールの 1 つに analog があります。analog は、高速で視覚的な統計を出力するログ解析プログラムです。ログの解析は、Web サーバー上で実行することも、ログファイルをローカルマシンにダウンロードし、ローカルマシン上で実行することも可能です。
analog の設定ファイルは、/etc/analog.conf です。analog を使用するには、このファイルをテキストエディタで開き編集します。以下は基本的な設定項目です。
LOGFILE logfile.log # OUTFILE Report.html |
LOGFILE には、Apache のログファイル(ローカルにコピーした場合はそのパス)、OUTFILE には、結果を出力するファイルのパスを指定します。例えば、以下のように編集します。
LOGFILE /etc/httpd/logs/access_log OUTFILE /var/www/analog/Report.html |
HOSTNAME には、統計に出力されるホスト名を指定します。
HOSTNAME "server1.example.com" |
HOSTURL には、統計に出力されるホストのURLを指定します。
HOSTURL "http://server1.example.com" |
出力先のディレクトリを作成してから、analog を実行します。
# mkdir /var/www/analog # analog |
/var/www/analog 以下に Report.html といくつかのファイルが出力されますので、以下の例のように Apache を設定してブラウザから確認します。任意のディレクトリを公開する場合は、<Directory> や <File> ディレクティブでアクセス制限の設定も記述すべきです。ディレクトリに対するアクセス制限については 項9.9 で解説します。
Alias /analog/ "/var/www/analog/"
<Directory "/var/www/analog">
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from 192.168.0.1
</Directory> |
/etc/httpd/conf/httpd.conf の編集後は変更を反映させるために Apache の再起動が必要です。
Report.html を Web ブラウザで開きます。以下のように様々な統計情報を確認することができます。


![]() | その他にも多くのコマンドが存在します。詳細は、analog のオンラインマニュアル(/usr/share/doc/packages/analog/Readme.html)を参照してください。 |