cron は、使い方次第では、システムに大きな負荷をかける要因となってしまう可能性があります。Turbolinux 10 Server では、すべてのユーザーが cron を利用できるように標準で設定されていますが、必要に応じて使用を許可するユーザーを制限することも検討してください。cron の使用を制限するためのアクセス制御ファイルは以下の 2 つのファイルです。
/etc/cron.allow
/etc/cron.deny
初期状態では、どちらのファイルも存在しません。これらのファイルには 1 行 につき 1 ユーザーを記述します。もし、/etc/cron.allow だけが存在する場合、/etc/cron.allow にリストされているユーザーは cron を利用できるようになります。/etc/cron.allow が存在せず、/etc/cron.deny だけが存在する場合、/etc/cron.deny にリストされているユーザーは、cron を利用できなくなります。したがって、Deny All のアプローチに基づき使用を許可するユーザーだけを指定するのであれば、/etc/cron.allow にユーザーを追加し、Allow All のアプローチに基づき使用を拒否するユーザーだけを指定するのであれば、/etc/cron.deny にユーザーを追加するように運用すればよいでしょう。これらの設定ファイルで cron の使用を制限すると、拒否したユーザーには以下のメッセージが出力されます。
$ crontab -e You (taro) are not allowed to use this program (crontab) See crontab(1) for more information |