ネットワークインターフェイスの設定は、Turbolinux 10 Server のインストール時に行うことができますが、インストール完了後に設定する場合には、turbonetcfg を使用します。
turbonetcfg を起動するには、以下のコマンドを実行します。ただし、Turbolinux 10 Server にテキストログインし、コンソールから turbonetcfg を起動した場合、デフォルトの表示言語は英語です。日本語で表示するには、miniuni コマンドを実行したあとに turbonetcfg を実行します。
# miniuni # turbonetcfg |
![]() | X Window System 上の端末エミュレータから turbonetcfg を起動すると、ユーザーインターフェースは同じですが、マウスで操作することができます。 |

![]() | turbonetcfg の操作は画面下部に表示されるナビゲーションバーで確認することができます。 |
turbonetcfg のメニューが表示されます。各メニューでは、以下の設定を行うことができます。
表 33-1. turbonetcfg のメニュー
| メニュー | 概要 |
|---|---|
| 設定を表示 | 現在のネットワーク設定を表示します。 |
| 基本設定 | ホスト名、ドメイン名、DNS サーバー、ゲートウェイなど、基本的なネットワーク情報を設定できます。 |
| ホスト一覧 | システムがホスト名と IP アドレスの名前解決をする際に参照する /etc/hosts ファイルを編集できます。 |
| ネットワークインターフェース | ネットワークインターフェースに割り当てる IP アドレスを設定できます。DHCP サーバーからネットワーク情報を取得する場合もこのメニューから設定します。 |
| ネットワーク診断 | 設定したネットワーク情報が正常に機能しているかどうかをテストできます。 |
| TCP/IP Routing Config | 静的ルートのルーティングテーブルを編集できます。また、ネットワークインターフェイス間のパケット転送を有効にすることもできます。 |
上記メニューでネットワークに関する設定を行った後は、[セーブして終了]、あるいは[セーブ]を押します。
[セーブ]を押すと、turbonetcfg での設定内容をプロファイルとして保存しておくことができます。プロファイルとは turbonetcfg で編集した設定内容を保存しておき、複数のネットワーク設定を切り替えるための機能です。ノート PC を使用していて異なるネットワーク環境に接続する場合などに利用すると便利です。保存したプロファイルを turbonetcfg に読み込むには、[読み込み]を押します。

プロファイルを選択して[OK]を押すと、そのプロファイルの設定内容が turbonetcfg に読み込まれます。
turbonetcfg での設定内容をシステムに反映させるには、[セーブして終了]を押します。以下のメッセージが表示されます。

基本設定での編集を設定ファイルに反映するには[はい]を押します。以下のメッセージが表示されます。

[はい]を押すと /etc/init.d/network restart が実行され、turbonetcfg での設定がシステムに反映されます。turbonetcfg で設定した内容をシステムに反映させるには、ネットワーク制御スクリプトである /etc/init.d/network を restart させる必要があります。[いいえ]を押すと、/etc/init.d/network restart は実行されません。次に、以下のメッセージが表示されます。

[セーブして終了]を選択すると、現在の設定をプロファイルに保存し、turbonetcfg が終了します。初期状態ではプロファイルは存在しないため、プロファイルを作成していない場合は、"プロファイルのセーブに失敗しました" というメッセージが表示されますが、turbonetcfg での設定内容はシステムに正常に反映されていますので問題ありません。メッセージが表示されないようにするには、「ネットワーク設定」画面の[セーブ]を押してプロファイルを作成してください。