8.5. キャッシュオンリーサーバーの設定

キャッシュオンリーサーバーは、リゾルバからの名前解決要求に対して、他の DNS サーバーに対して再帰的な問い合わせをするだけのサーバーであるため、ゾーンファイルの設定は必要ありません。/etc/resolve.conf の設定を確認し、named を起動するだけで、キャッシュオンリーサーバーとして動作します。

8.5.1. /etc/resolve.conf の設定

キャッシュオンリーサーバーの場合は、/etc/resolve.conf で nameserver の指定を自分自身に設定します。

nameserver 127.0.0.1

8.5.2. キャッシュオンリーサーバーの /etc/named.conf

キャッシュオンリーサーバーにおける /etc/named.conf の設定は以下の通りです。

options {
        directory "/var/named";
};

zone "." {
        type hint;
        file "named.ca";
};

zone "0.0.127.in-addr.arpa" {
        type master;
        file "named.local";
};

これは、/etc/named.conf の標準の状態です。キャッシュオンリーサーバーの構築においては、このファイルを編集する必要はありません。キャッシュオンリーサーバーは、ルートサーバーへのリスト情報だけを持っているのが特徴です。