C.4. インストーラの起動

作成したブートディスクをフロッピーディスクドライブに挿入し、コンピュータの電源を入れます。しばらくすると、以下の起動画面が表示されます。

注意

コンピュータがフロッピーディスクドライブから起動するように、BIOS の設定でブートデバイスの検索順序を変更する必要があるかもしれません。BIOS の設定画面を呼び出すキーは、コンピュータの電源投入時のスクリーンに表示されます。多くの BIOS は、[Del]や[F1]キーを利用しています。表示されたキーを押して、フロッピーディスクドライブから起動するようにブートデバイスの検索順序を変更してください。

ブートプロンプトが表示され、インストーラの起動を開始するまでの待機状態となります。通常はこのまま[Enter]キーを押します。または、しばらくの間、何も行わないと自動的に次のステップへ進みます。

ティップ

Turbolinux のインストーラは、GUI インストーラの他に、テキストベースのインストーラも実装しています。boot: プロンプトの表示に続けて text と入力することで、テキストベースのインストーラを起動することができます。

注意

インストーラの起動画面では、「起動ラベル」と「起動オプション」を組み合わせて指定することにより、インストーラの動作を変更することができます。通常のインストール手順で問題が発生した場合に指定すると、その問題を回避できる可能性があります。詳細については、付録A を参照してください。

[Enter]キーを押すと、カーネルのロードが開始され、その後、システムインストールディスクの挿入を促すメッセージが表示されます。

作成したシステムインストールディスクを挿入し[Enter]キーを押します。検出したデバイスに対応するデバイスドライバがロードされ、その後、以下の画面が表示されます。

この画面では、インストール中に表示される言語とインストールされるシステムの標準言語を選択します。

Turbolinux 10 Server は、以下の 4言語をサポートしています。

矢印キーで言語を選択し、[Enter]キーを押します。以下の画面が表示されます。

ティップ

テキスト画面のキー操作は、画面の下にあるナビゲーションバーで確認することができます。

使用するキーボードの種類を選択します。選択した言語に相当するキーボードがデフォルトで選択されています。日本語のキーボードを使用している場合は "jp106" を選択します。矢印キーでキーボードを選択し、[Enter]キーを押します。

インストーラを起動するソースメディアを選択します。表示されるメディアタイプは、ご使用のシステム環境に依存します。メディアを選択して[OK]を押します。

以下では、各ソースメディアを選択したときのインストール手順を解説します。

C.4.1. ローカル CD-ROM

ローカル CD-ROM ドライブからインストールする場合は、CD-ROM ドライブに「インストールCD 1」を挿入して、"Local CD-ROM" を選択します。

処理はインストールプログラムへと引き継がれ、最後にグラフィカルなインターフェースを持つインストーラが起動されます。インストール手順については、第3章 を参照してください。

C.4.2. ハードディスクドライブ

ローカルハードディスクからインストールする場合は、"Hard Drive" を選択します。Turbolinux 10 Server の「インストールCD」をコピーしたパーティションを一覧から選択し、"Turbolinux ディレクトリ:" にディレクトリのフルパスを入力します。例えば、Windows の C:\Turbolinux ディレクトリの下に「インストールCD 1」と「インストールCD 2」の turbo ディレクトリをコピーした場合は、/Turbolinux と指定します。C ドライブ直下にコピーした場合は、/ だけを指定します。

入力後、[OK]を押します。処理はインストールプログラムへと引き継がれ、最後にグラフィカルなインターフェースを持つインストーラが起動されます。インストール手順については、第3章 を参照してください。

C.4.3. FTP、NFS

"NFS image" または "FTP" を選択し、ネットワーク経由でインストールを行う場合は、最初に TCP/IP の設定を行う画面が表示されます。

TCP/IP の設定に必要な以下の項目を入力します。不明な場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

動的IP設定を使用する(BOOTP/DHCP)

LAN 内で BOOTP サーバー、または DHCP サーバーを運用している場合は、この項目を選択することで IP アドレスなどのネットワーク情報を取得することができます。

BOOTP/DHCP サーバーからネットワーク情報を取得する場合は、以下の項目を設定する必要はありません。

IP アドレス

自ホストの IP アドレスを入力します。

ネットマスク

利用するネットワークのサブネットマスクを入力します。

デフォルトゲートウェイ(IP)

デフォルトゲートウェイの IP アドレスを入力します。

プライマリネームサーバー

DNS サーバーの IP アドレスを入力します。

入力後、[OK]を押します。NFS インストールの場合は 項C.4.3.1 、FTP インストールの場合は 項C.4.3.2 へ進みます。

C.4.3.1. NFS

NFS サーバーからのインストールに必要な以下の項目を入力します。

NFSサーバー名

NFS サーバーのホスト名、または IP アドレスを入力します。

インストールディレクトリ

「インストールCD」の内容がエクスポートされているディレクトリをフルパスで指定します。

入力後、[OK]を押します。処理はインストールプログラムへと引き継がれ、最後にグラフィカルなインターフェースを持つインストーラが起動されます。インストール手順については、第3章 を参照してください。

C.4.3.2. FTP

FTP サーバーからのインストールに必要な以下の項目を入力します。

FTPサイト名

FTP サーバーのホスト名、または IP アドレスを入力します。

インストールディレクトリ

「インストールCD」の内容が公開されているディレクトリをフルパスで指定します。

anonymous(匿名)FTPを使わない

FTP サーバーにログインする際に、anonymous ではない場合にチェックします。

入力後、[OK]を押します。処理はインストールプログラムへと引き継がれ、最後にテキストベースのインストーラが起動されます。

注意

FTP 経由のインストールは、GUI インストーラを使用できません。テキストベースのインストーラが起動します。