Linux に限らず UNIX 系システムでは、使用する前に必ず「ログイン」という作業が必要になります。これは、Linux がマルチユーザーに対応したシステムであるため、各ユーザーを区別する必要があるからです。作業の前に、自分自身を証明する手段がこのログインにあたります。また、そのシステムの使用を許可された正しいユーザーであるかを確認し、不正なユーザーの侵入を阻止する役目も果たします。
Turbolinux 10 Server では、インストール時にテキストログインかグラフィカルログインかを選択します。これは、コンソールベースで使用するか、X Window System の使用を前提としたものであるかの違いです。
システムが起動すると、Turbolinux のバージョン、カーネルのバージョン、制御端末が表示され、その後に以下のように表示されます。

ユーザー名を入力し、[Enter]キーを押します。以下のようにパスワードの入力を要求されます。

インストール時に設定したパスワードを入力して[Enter]キーを押します。入力した文字は表示されません。
正当なユーザーであることが認証されると、以下の書式のコマンドプロンプトが表示されます。
[ユーザー名@ホスト名 カレントディレクトリ]$
![]() | コマンドプロンプトは、root でログインしている場合は #、一般ユーザーは $ と区別されて表示されます。 |
例えば、ホスト名が localhost、ログインユーザー名が taro の場合は以下のようになります。

この状態で、Turbolinux 10 Server へのログインは完了しており、コマンドプロンプトでコマンドを実行することができます。
![]() | KDE などのデスクトップ環境を起動するには、startx コマンドを実行します。 |

インストール時に "グラフィカルログインの使用" を選択した場合は、上記の画面が表示されます。作成した一般ユーザー名を入力して[Enter]キーを押します。スーパーユーザーでログインする場合は、root と入力します。次に、パスワードを入力して[Enter]キーを押します。入力した文字は、他人に盗み見られるのを防ぐため * で表示されます。
正当なユーザーであることが認証されると、インストール時に選択したデスクトップ環境が起動します。Turbolinux 10 Server は、標準デスクトップ環境に KDE を採用しています。
