3.10. アカウント設定

3.10.1. root パスワード

システム管理者である root のパスワードを設定します。タイプミスを防ぐため 2 回入力する必要があります。最初に上のテキストエリアへパスワードを入力します。入力した文字は、パスワードを盗み取られる危険を防ぐため * で表示されます。次に、下のテキストエリアへ同じパスワードを入力します。パスワードが一致すると右側に「確認しました」と表示されます。

注意

パスワードを記憶してください。システムにログインするときに、このパスワードが必要となります。パスワードは、少なくとも 6 文字以上で、英数文字と記号などを組み合わせた文字列を設定すべきです。#*,.;:_-+!$%&\|?{[()]} の記号はパスワードとして使用することが可能です。また、Linux は、大文字と小文字を別の文字として区別しますので注意してください。

3.10.2. ユーザー作成

一般ユーザーのアカウントを作成します。入力する項目を以下に示します。

ユーザー名

作成するユーザー名を入力します。

パスワード、パスワード(確認)

ユーザーのパスワードを入力します。6 文字以上のパスワードを設定してください。タイプミスを防ぐためにもう一度同じパスワードを入力する必要があります。

フルネーム

作成するユーザーのフルネームを入力します。

入力後、[追加]ボタンをクリックします。設定したアカウントが下のテーブルに追加されます。同じように入力を続けることにより、複数のユーザーを作成することができます。しかし、多くのユーザーを作成したい場合、ひとりひとり追加するのは大変な作業です。そのようなときは、作成するユーザー情報を記述したユーザーファイル(users.txt)を用意することで、ユーザーをまとめて作成することができます。

ユーザーファイルは単純なテキストファイルです。1 行につき 1 人のユーザー情報を以下の書式で記述します。

ユーザー名:パスワード:フルネーム
ユーザー名:パスワード:フルネーム

作成後、FAT 形式でフォーマットされたフロッピーディスクへ users.txt というファイル名でコピーします。

users.txt を読み込むには、フロッピーディスクをフロッピードライブへ挿入し、[ファイル読込]ボタンをクリックします。

3.10.3. 認証

認証タブでは、必要に応じてパスワードの暗号方式と認証方法を選択することができます。通常は変更する必要はありません。

注意

ご使用のネットワーク環境が NIS や LDAP を使用してユーザー認証を行っている場合、 設定する値をネットワーク管理者へ確認してください。

設定項目を以下に示します。

MD5 パスワードを有効にする

標準で有効とされています。通常は選択されることをお勧めします。パスワードの暗号方式に MD5 パスワードを使用します。256 文字までのパスワードの設定が可能となります。

シャドウパスワードを有効にする

標準で有効とされています。通常は選択されることをお勧めします。パスワードのセキュリティ機能を向上させます。パスワードは、root しかアクセスすることができない /etc/shadow ファイルに保存されます。

NIS を有効にする

ご使用のネットワーク環境が NIS(Network Information Service)サーバーを使用てユーザー認証を行っている場合に選択します。ブロードキャストを使用して NIS サーバーを探しだす場合は、"ブロードキャストを使用して NIS サーバーを検索する" を選択します。

LDAP を有効にする

ご使用のネットワーク環境が LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバーを使用してユーザー認証を行っている場合に選択します。