Turbolinux のインストーラを起動する最も一般的な方法は、CD-ROM ドライブに挿入した「インストール CD」から起動する方法です。「インストール CD」はブータブル CD となっていますので、CD-ROM ドライブから起動可能なコンピュータであれば、簡単にインストールを開始することができます。しかし、ご使用のコンピュータによっては CD-ROM ドライブから起動できない、もしくは CD-ROM ドライブが搭載されていない場合も考えられます。特に、ノートPC と外付けの CD-ROM ドライブの組合せによっては CD-ROM ドライブからの起動をサポートしていない場合があります。デスクトップ PC や CD-ROM ドライブを内蔵したノート PC の場合は、これが問題となることはほとんどありません。項2.2 へ進み、インストールを開始することができます。ただし、BIOS の設定でブートデバイスの検索順序を変更する必要はあるかもしれません。
もし、CD-ROM ドライブからインストーラを起動できなかった場合は、 フロッピーディスクから起動することができます。フロッピーディスクから起動すれば、CD-ROM ドライブの多くはインストーラによって認識され、CD-ROM ドライブを利用できるようになります。そのためには、事前にインストールディスクを作成しておく必要があります。インストールディスクの種類と作成方法については、付録C を参照してください。
また、インストーラは、CD-ROM ドライブが搭載されていないコンピュータへのインストールを可能とするために、以下のメディアからのインストールをサポートしています。これらのインストール方法を利用する場合も事前にインストールディスクを作成する必要があります。
表 2-1. その他のメディアタイプ
| メディアタイプ | 概要 |
|---|---|
| ローカルハードディスク | Turbolinux をインストールするコンピュータのローカルハードディスクに「インストール CD」をコピーしておき、それをソースとしてインストールする方法です。つまり、事前に Turbolinux をインストールするパーティションとは別のパーティションに「インストール CD」の内容をコピーできることが条件となります。 |
| NFS | NFS を使用し、ネットワーク経由で Turbolinux をインストールする方法です。NFS サーバーが稼働するシステムに「インストール CD」をコピーし、そのディレクトリをエクスポートします。Turbolinux をインストールするコンピュータはエクスポートされたディレクトリをソースとしてインストーラを起動します。NFS サーバーを稼動できる他のシステムが存在し、エクスポートされたディレクトリへアクセス可能であることが条件となります。また、NFS サーバーの設定に関する知識も必要になります。 |
| FTP | FTP を使用し、ネットワーク経由で Turbolinux をインストールする方法です。FTP サーバーが稼働するシステムに「インストール CD」をコピーし、そのディレクトリを公開します。Turbolinux をインストールするコンピュータは公開されたディレクトリをソースとしてインストーラを起動します。FTP サーバーを稼動できる他のシステムが存在し、公開されたディレクトリへアクセス可能であることが条件となります。また、FTP サーバーの設定に関する知識も必要になります。 |
![]() | CD-ROM ドライブからインストーラを起動できるのであれば、これらのインストール方法を利用する必要はありません。 |
CD-ROM ドライブに挿入した「インストール CD」からインストーラが起動できない、もしくは、ご使用のコンピュータに CD-ROM ドライブが搭載されていないなどの理由で、これらのインストール方法を利用される場合は、付録C を参照してください。