$ tr 文字列1 文字列2 |
tr コマンドは、標準入力から変換する文字列を受け取り、標準出力へ変換後の文字列を出力します。ファイルの指定はできませんので、パイプやリダイレクトを使用する必要があります。
tr コマンドは、文字列1 で指定した文字を 文字列2 の対応する位置にある文字へ変換します。つまり、文字列1 の最初の文字は、文字列2 の最初の文字へ変換され、以降同様に 文字列1 の 2番目の文字は、文字列2 の 2番目の文字に変換されます。通常、文字列1 と 文字列2 は同じ長さである必要があります。
よくある使用例としては、英小文字から英大文字への変換があげられます。
$ cat tr_test.txt abcdefghijklmnopqrstuvwxyz $ tr a-z A-Z < tr_test.txt ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ $ |
上記例のように文字列の範囲で指定することもできます。
また、tr コマンドは -d オプションを指定することにより、任意の文字を削除することもできます。
例えば、Windows の改行コード である CR+LF が含まれたテキストファイルを、Linux の改行コードである LF に変換するには、以下のコマンドを実行し CR を削除します。
$ tr -d '\r' < windows.txt > linux.txt |