9.3. デバイスのマウントとアンマウント 【mount、umount】

# mount [オプション][マウントするデバイス][マウントポイント]

フロッピーディスクや CD-ROM などの各種外部デバイスを Linux で扱うには mount というコマンドを使用します。

ティップ

Turbolinux 10 Server ではフロッピーディスクと CD-ROM を一般ユーザーがマウントできるように /etc/fstab ファイルにマウントオプションが指定されています。

代表的なオプションを以下に示します。

表 9-2. mount コマンドのオプション

-r読み込み専用モードでマウントします。
-w読み書き可能モードでマウントします。
-v現在のマウント情報を表示します。
-tファイルシステムタイプを指定してマウントします。

代表的なファイルシステムのタイプを以下に示します。

表 9-3. mount コマンドで指定するファイルシステムのタイプ

ext2Linux 標準ファイルシステム
ext3Ext2 ファイルシステムにジャーナル機能を追加したファイルシステム
reiserfsジャーナル機能を実装した新しいタイプのファイルシステム
jfsIBM のジャーナル・ファイル・システム (Journaled File System:JFS) を Linux へ移植したファイルシステム
xfsSGI の UNIX OS(IRIX)用に開発されたファイルシステムを Linux へ移植したファイルシステム
iso9660CD-ROM のファイルシステム
hfsMacOS 標準ファイルシステム
hpfsOS/2 標準ファイルシステム(読み込みのみ)
msdosMS-DOS 標準ファイルシステム(ロングファイルネームサポートなし)
vfatMS-DOS、Windows95/98 標準ファイルシステム(ロングファイルネームサポート)
nfsNFS サーバーで公開されているリモートホスト上のファイルシステム

例えば、CD-ROM を /mnt/cdrom にマウントします。

# mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom

通常は上記のように指定しますが、Turbolinux 10 Server では /etc/fstab ファイルで CD-ROM(iso9660)とフロッピーディスク(Ext2)のマウントポイントが設定されていますので、次のように省略できます。

# mount /mnt/cdrom
# mount /mnt/floppy

CD-ROM やフロッピーディスクを取り出すには、アンマウントという作業が必要になります。

# umount /mnt/cdrom
# umount /mnt/floppy

なお、umount しても以下のようなメッセージが表示されてデバイスをアンマウントできない場合には、カレントディレクトリを確認してください。/mnt/cdrom 以下のディレクトリにいる場合はディレクトリを移動する必要があります。

umount: /mnt/cdrom: デバイスを使用中です。

カレントディレクトリがアンマウントするデバイス上でないにもかかわらず、アンマウントできない場合は、何かのプロセスがそのデバイスを使用している可能性があります。そのような場合は、何のプロセスが使用しているのかを次のコマンドで調査することができます。

# fuser -mv /mnt/cdrom

コマンドを実行すると、このデバイスを使用しているプロセスがすべて表示されます。終了しても構わない場合は、kill コマンドで終了してからアンマウントします。