# mount [オプション][マウントするデバイス][マウントポイント] |
フロッピーディスクや CD-ROM などの各種外部デバイスを Linux で扱うには mount というコマンドを使用します。
![]() | Turbolinux 10 Server ではフロッピーディスクと CD-ROM を一般ユーザーがマウントできるように /etc/fstab ファイルにマウントオプションが指定されています。 |
代表的なオプションを以下に示します。
表 9-2. mount コマンドのオプション
| -r | 読み込み専用モードでマウントします。 |
| -w | 読み書き可能モードでマウントします。 |
| -v | 現在のマウント情報を表示します。 |
| -t | ファイルシステムタイプを指定してマウントします。 |
代表的なファイルシステムのタイプを以下に示します。
表 9-3. mount コマンドで指定するファイルシステムのタイプ
| ext2 | Linux 標準ファイルシステム |
| ext3 | Ext2 ファイルシステムにジャーナル機能を追加したファイルシステム |
| reiserfs | ジャーナル機能を実装した新しいタイプのファイルシステム |
| jfs | IBM のジャーナル・ファイル・システム (Journaled File System:JFS) を Linux へ移植したファイルシステム |
| xfs | SGI の UNIX OS(IRIX)用に開発されたファイルシステムを Linux へ移植したファイルシステム |
| iso9660 | CD-ROM のファイルシステム |
| hfs | MacOS 標準ファイルシステム |
| hpfs | OS/2 標準ファイルシステム(読み込みのみ) |
| msdos | MS-DOS 標準ファイルシステム(ロングファイルネームサポートなし) |
| vfat | MS-DOS、Windows95/98 標準ファイルシステム(ロングファイルネームサポート) |
| nfs | NFS サーバーで公開されているリモートホスト上のファイルシステム |
例えば、CD-ROM を /mnt/cdrom にマウントします。
# mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom |
通常は上記のように指定しますが、Turbolinux 10 Server では /etc/fstab ファイルで CD-ROM(iso9660)とフロッピーディスク(Ext2)のマウントポイントが設定されていますので、次のように省略できます。
# mount /mnt/cdrom # mount /mnt/floppy |
CD-ROM やフロッピーディスクを取り出すには、アンマウントという作業が必要になります。
# umount /mnt/cdrom # umount /mnt/floppy |
なお、umount しても以下のようなメッセージが表示されてデバイスをアンマウントできない場合には、カレントディレクトリを確認してください。/mnt/cdrom 以下のディレクトリにいる場合はディレクトリを移動する必要があります。
umount: /mnt/cdrom: デバイスを使用中です。 |
カレントディレクトリがアンマウントするデバイス上でないにもかかわらず、アンマウントできない場合は、何かのプロセスがそのデバイスを使用している可能性があります。そのような場合は、何のプロセスが使用しているのかを次のコマンドで調査することができます。
# fuser -mv /mnt/cdrom |
コマンドを実行すると、このデバイスを使用しているプロセスがすべて表示されます。終了しても構わない場合は、kill コマンドで終了してからアンマウントします。