5.4. ファイル/ディレクトリのコピー 【cp】

$ cp [オプション] コピー元のファイル名|コピー元のディレクトリ名 コピー先のファイル名|コピー先のディレクトリ名

ファイルやディレクトリをコピーするには、cp コマンドを使用します。

代表的なオプションを以下に示します。

表 5-3. cp コマンドのオプション

-aコピー元のファイルの構成と属性をできる限り保持してコピーする。-pdR と同様です。
-bコピー先に同名のファイルが存在する場合、既存のファイルをバックアップしてからコピーします。
-dシンボリックリンクをコピーする場合、シンボリックリンクが指しているファイルをコピーするのではなく、シンボリックリンクとしてコピーします。
-iコピー先に同名のファイルが存在する場合、上書きするかを問い合わせ、y とタイプすると上書きコピーされます。y 以外で答えるとコピーされません。なお、Turbolinux では、~/.bashrc ファイルで cp='cp -i' のエイリアスが定義されています。
-pコピー元のファイルの属性情報(所有者、所有グループ、パーミッション、タイムスタンプ)を保持してコピーします。
-uコピー先に同名のファイルが存在する場合、既存のファイルのタイムスタンプが古ければ上書きコピーします。同じか新しい場合はコピーしません。
-vファイルコピーの動作(コピー元のファイル名 -> コピー先のファイル名)を表示します。
-Rディレクトリを再帰的にコピーします。

例えば、sample1.txtsample2.txt としてコピーします。

$ cp sample1.txt sample2.txt

コピーするファイルと同じ名前のファイルが存在する場合は次のように警告が表示されます。

$ cp sample1.txt ../public
cp: overwrite '../public/sample1.txt'? y

y をタイプし、[Enter]キーを押すと、元のファイルは上書きされます。

次に、directory1 ディレクトリを directory2 ディレクトリとしてコピーします。

$ cp -R directory1/ directory2/
$ ls
directory1/  directory2/