10.14. エイリアスの設定【alias、unalias】

$ alias [エイリアス名=コマンド]

エイリアスとは、コマンドに別名を付けることを言います。よく使用するコマンドやオプションの指定が複雑なコマンドにエイリアスを設定すると、設定したエイリアス名でコマンドを実行できるようになります。

例えば、cp コマンドを実行するときは、必ず -i オプションを指定し、コピー先に同名のファイルが存在する場合、上書きするかを問い合わせるようにしたい場合は、次のようにエイリアスを指定します。

$ alias cp='cp -i'

これにより、cp コマンドを実行すると、自動的に -i オプションが指定されるようになります。

現在設定されているエイリアスを確認するには、alias コマンドを引数なしで実行します。Turbolinux 10 Server では事前にいくつかのエイリアスが設定されていますので、それらが表示されます。

$ alias
alias ..='cd ..'
alias cp='cp -i'
alias la='ls -aF'
alias ll='ls -l'
alias ls='ls -NF --show-control-chars'
alias mv='mv -i'
alias rm='rm -i'
alias which='type -path'

これらのエイリアスは、~/.bashrc ファイルに記述されており、シェルの起動時に読み込まれることで使用できるようになります。よって、頻繁に使用するエイリアスは、~/.bashrc へ記述しておくと便利です。

なお、エイリアスを削除するには unalias コマンドの引数に削除するエイリアス名を指定して実行します。

$ unalias cp