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ネットワークの設定は、Turbolinux 10 Server のインストール時に行うことができますが、インストール完了後に変更する場合は、turbonetcfg を使用します。 turbonetcfg の起動と終了 turbonetcfg を起動するには、以下のコマンドを実行します。ただし、Turbolinux 10 Server にテキストログインし、コンソールから turbonetcfg を起動した場合、デフォルトの表示言語は英語になります。日本語で表示するには、miniuni コマンドを実行したあとに turbonetcfg を実行します。
# miniuni
# turbonetcfg urbonetcfg のメニューが表示されます。なお、X Window System 上の端末エミュレータから turbonetcfg を起動した場合は、ユーザーインターフェースは同じですが、マウスでの操作が可能です。
turbonetcfg の操作は画面下部に表示されるナビゲーションバーで確認することができます。
上記メニューでネットワークに関する設定を行った後は、[セーブして終了]、あるいは[セーブ]を押します。 [セーブ]を押すと、turbonetcfg での設定内容をプロファイルとして保存しておくことができます。プロファイルとは turbonetcfg で編集した設定内容を保存しておき、複数のネットワーク設定を切り替えるための機能です。ノート PC を使用していて異なるネットワーク環境に接続する場合などに利用すると便利です。保存したプロファイルを turbonetcfg に読み込むには、[読み込み]を押します。
プロファイルを選択して[OK]を押すと、そのプロファイルの設定内容が turbonetcfg に読み込まれます。 turbonetcfg での設定内容をシステムに反映させるには、[セーブして終了]を押します。以下のメッセージが表示されます。
基本設定での編集を設定ファイルに反映するには[はい]を押します。以下のメッセージが表示されます。
[はい]を押すと /etc/init.d/network restart が実行され、turbonetcfg での設定がシステムに反映されます。turbonetcfg で設定した内容をシステムに反映させるには、ネットワーク制御スクリプトである /etc/init.d/network を restart させる必要があります。[いいえ]を押すと、/etc/init.d/network restart は実行されません。次に、以下のメッセージが表示されます。
[セーブして終了]を選択すると、現在の設定をプロファイルに保存し、turbonetcfg が終了します。初期状態ではプロファイルは存在しないため、プロファイルを作成していない場合は、"プロファイルのセーブに失敗しました" というメッセージが表示されますが、turbonetcfg での設定内容はシステムに正常に反映されていますので問題ありません。メッセージが表示されないようにするには、「ネットワーク設定」画面の[セーブ]を押してプロファイルを作成してください。 ネットワーク設定の確認 turbonetcfg を起動します。「ネットワーク設定」画面で "設定を表示" メニューを選択し、[Enter]キーを押します。以下の "現在の設定" 画面が表示されます。
現在のシステムに設定されているネットワーク情報を確認することができます。確認後、[OK]を押します。「登録されたプラグイン」画面が表示されますので、[OK]を押します。「ネットワーク設定」画面に戻ります。 基本設定(ホスト名、ドメイン名、DNS サーバー、ゲートウェイ) turbonetcfg を起動します。「ネットワーク設定」画面で "基本設定" メニューを選択し[Enter]キーを押します。以下の「広域ネットワーク設定」画面が表示されます。
ここでは、システムに設定する以下のネットワーク情報を指定することができます。
編集後、[終了]を押します。「ネットワーク設定」画面に戻ります。ここで編集した内容は、「ネットワーク設定」画面の[セーブして終了]を押したときに、システムに反映されます。設定は、/etc/HOSTNAME、/etc/resolv.conf、/etc/sysconfig/network ファイルへ書き込まれます。 ホスト一覧(/etc/hosts)の編集 turbonetcfg を起動します。「ネットワーク設定」画面で "ホスト一覧" メニューを選択し、[Enter]キーを押します。以下の「ホスト一覧」画面が表示されます。
システムがホスト名と IP アドレスの名前解決をする際に参照する /etc/hosts ファイルの内容が表示されます。[追加]、[編集]、[削除]を押して、編集することができます。 編集後、[セーブして終了]を押すと、ここで編集した内容が /etc/hosts ファイルに反映されます。[キャンセル]を押すと、編集した内容は破棄され、「ネットワーク設定」画面に戻ります。 ネットワークインターフェースの設定
ネットワークインターフェースに設定する IP アドレスやネットマスクの設定を行います。ご使用のコンピュータにネットワークカードが 1 枚だけ搭載されている場合、ネットワークインターフェースは、通常、lo(localhost)と eth0 の 2 つが表示されます。2 枚以上のネットワークカードを搭載している場合は、eth0、eth1... とシステムに認識されたネットワークカードの数だけネットワークインターフェースは表示されます。 この画面のボタンでは、以下の操作が可能です。
[編集]を押すと、以下の「インターフェイス設定の編集」画面が表示されます。
はじめに、以下の項目を選択します。
BOOTP または DHCP を利用しない場合は、以下の項目を入力して 固定 IP アドレスを設定します。 ブロードキャストアドレス "IP アドレス" と "ネットマスク" を入力して[Tab]キーで移動すると、"ネットアドレス" と "ブロードキャストアドレス" の値は自動的に入力されます。 編集後、[終了]を押します。「インターフェースの選択」画面へ戻ります。ここで編集した内容は、「ネットワーク設定」画面の[セーブして終了]を押して、 /etc/init.d/network restart が実行されたときに、システムに反映されます。設定は、/etc/sysconfig/network-scripts/ 以下の設定ファイルに書き込まれます。例えば、ネットワークインターフェースが eth0 の場合は、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 となります。 ネットワーク設定のテスト turbonetcfg を起動します。「ネットワーク設定」画面で "ネットワーク診断" メニューを選択し、[Enter]キーを押します。以下の「テスト結果」画面が表示されます。
設定したネットワーク情報が正しいかどうかを上記の出力結果で確認することができます。正常に動作している項目には "はい" が表示されます。問題のある項目には、"いいえ" が表示されます。"N/A" という結果は設定されていない項目を表しています。確認後、[OK]を押します。以下の「インターフェース情報」画面が表示されます。
ネットワークインターフェースのステータスに詳しい上級ユーザーであれば上記の出力結果も参考になるでしょう。確認後、[OK]を押してネットワーク診断を終了します。「ネットワーク設定」画面に戻ります。 スタティックルートとパケットフォワァーディングの設定 turbonetcfg を起動します。「ネットワーク設定」画面で "TCP/IP Routing Config" メニューを選択し、[Enter]キーを押します。以下の「ルーティングメニュー」画面が表示されます。
"Options" メニュー では、複数のネットワークインターフェース間でパケットの転送(フォワーディング)を有効にするかどうかを指定できます。"Static Routes" メニューでは、静的ルートのルーティングテーブルを編集できます。 "Options" を選択すると、以下の「オプション」画面が表示されます。
編集後、[終了]を押します。「ルーティングメニュー」画面に戻ります。ここで編集した内容は、「ネットワーク設定」画面の[セーブして終了]を押して、 /etc/init.d/network restart が実行されたときに、システムに反映されます。設定は、/etc/sysconfig/network の FORWARD_IPV4 オプションに反映されます。/etc/init.d/network は、実行時にこのオプションを参照して、/proc/sys/net/ipv4/ip_forward の値を設定します。 パケットフォワーディングは、カーネルパラメータの /proc/sys/net/ipv4/ip_forward の値によって制御されています。
# cat /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
0 この値が 1 の場合、フォワーディングは有効となり、0 の場合は無効となります。 「ルーティングメニュー」画面で "Static Routes" を選択した場合は、以下の「スタティックルートの設定」画面が表示されます。
[編集]、[追加]、[消去]を押してルーティングテーブルを編集することができます。[編集]または[追加]を押すと、以下の「スタティックルートの編集」画面が表示されます。
以下の項目を入力します。
編集後、[終了]を押すと、「スタティックルートの設定」画面に戻ります。[終了]を押すと、編集した内容が /etc/sysconfig/static-routes ファイルに反映されます。ここで編集した内容は、「ネットワーク設定」画面の[セーブして終了]を押して、/etc/init.d/network restart が実行されたときに、システムに反映されます。/etc/init.d/network は、実行時に /etc/sysconfig/static-routes を参照して、ルーティングテーブルに経路を追加します。 |
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