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Turbolinux 10 Server の Postfix は、デフォルトで外部からの第三者中継を拒否する設定となっていますので、この SMTP サーバーを利用して外部からメールを送信することはできません。しかし、会社の SMTP サーバーを利用して自宅からメールを送信したいなど、ある特定の条件のもとで第三者によるメール中継を許可したい場合も考えられます。このような問題を回避するために、広く利用されている手法が POP before SMTP です。POP before SMTP は、POP によるユーザー認証を SMTP で利用することによって中継を許可するホストを限定するメカニズムを提供します。POP before SMTP の実装には、いくつかの方法がありますが、Turbolinux 10 Server では DRAC (Dynamic Relay Authorization Control) を採用しています。 ここでは、Postfix と POP または IMAP サーバーが同じホスト上で稼働していることを前提に解説します。この場合、編集が必要な設定ファイルは、/etc/sysconfig/dracd だけです。デフォルトの内容は次の通りです。 "ENABLE_DRAC" の値を yes に変更します。 "EXPIRE_TIME" の値は、リレーを許可する IP アドレスの保持時間です。デフォルトは 30 分です。必要に応じて変更してください。 ■ Postfix 側の設定 /etc/postfix/main.cf に以下の 1 行を追記します。
■ DRAC と Postfix の起動 最後に DRAC を起動し、Postfix を再起動します。DRAC は RPC (Remote Procedure Call) を使用しますので portmap サービスも起動する必要があります。
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