第2章 で解説する "Turbo インストール" の手順で Turbolinux FUJI のインストールを完了すると、ネットワークカードは DHCP の設定が有効になります。DHCP とは、ネットワークに接続するために必要な IP アドレスや DNS サーバーといったネットワーク情報を自動的に取得する機能です。
多くのユーザーは、フレッツ ADSL / B フレッツ、Yahoo! BB ADSL / Yahoo! BB 光、あるいは CATV が提供するインターネット接続サービスを利用されていると思います。Yahoo! BB や CATV をご利用の場合は、DHCP でネットワーク情報を取得できますので、Yahoo! BB から提供された BB ユニット、または CATV 接続業者から提供された CATV モデムとパソコンをイーサーネットケーブルでつなぐだけで Turbolinux FUJI をインターネットに接続することができます。それに対し、フレッツ ADSL / B フレッツでは、PPPoE(PPP over Ethernet)というプロトコルを使用したユーザー認証が必要であり、その接続形態には大きく以下の 2 つがあります。
ひとつは、ADSL/FTTH モデムにブロードバンドルーターを接続し、そのルーターへパソコンを接続する方法です(モデムとブロードバンドルーターの機能をあわせ持った機器もあります)。
この場合、ブロードバンドルーター側で PPPoE 接続の設定を行いますので、Turbolinux FUJI 側で PPPoE 接続の設定は必要ありません。通常、このようなブロードバンドルーターは、PPPoE 接続機能だけでなく、NAT/IP マスカレード、DHCP サーバー、スイッチングハブ、ファイアウォール設定など、様々な機能を持ちあわせています。パソコンとブロードバンドルーターをイーサーネットケーブルでつないでおくだけで、インストール後の Turbolinux FUJI をインターネットへ接続することができます。
もうひとつは、ADSL モデム / FTTH モデムに直接パソコンを接続する形態です。
この場合は、Turbolinux FUJI 側で PPPoE 接続を行う必要があります。Turbolinux FUJI は、そのための接続ツールを収録していますが、Turbolinux FUJI のインストール時に設定することはできません。インストール完了後に、ネットワーク接続ツールを使用して、PPPoE 接続の設定を行う必要があります。設定方法については、「Turbolinux FUJI 設定ガイド」を参照してください(Windows では NTT 東日本や NTT 西日本が「フレッツ接続ツール」と呼ばれる PPPoE 接続ツールを提供していますので、ユーザーの多くは、このツールを使用しているでしょう)。
![]() | ネットワークインターフェースに固定 IP アドレスを割り当てたい場合は、Turbolinux FUJI のインストール後にネットワーク設定ツールで指定することができます。「Turbolinux FUJI 設定ガイド」を参照してください。 |
![]() | ネットワークに接続するために、ダイヤルアップ接続や無線 LAN カードを使用したい場合は、Turbolinux FUJI のインストール後に設定を行う必要があります。「Turbolinux FUJI 設定ガイド」を参照してください。 |