3.3. デスクトップのご紹介

Turbolinux FUJI にログインすると、KDE(The K Desktop Environment)というデスクトップが起動します。Windows ユーザーにも親しみやすい非常に洗練された操作性を持つデスクトップ環境です。ここでは、デスクトップの主要な構成要素をご紹介します。

3.3.1. デスクトップのアイコン

デスクトップが起動すると、以下のアイコンが表示されます。

ごみ箱

Windows や MacOS にあるごみ箱に相当します。ファイルやフォルダをゴミ箱に移動するには、ファイルマネージャ(Konqueror)で右クリックすると表示されるメニューから "ごみ箱へ移動" を選択するか、ファイルマネージャから "ごみ箱" アイコンにドラッグ&ドロップします。ごみ箱に移動したファイルは完全に削除されたわけではありません。ごみ箱をダブルクリックすると、ごみ箱の中身が表示されます。間違ってごみ箱に移してしまったファイルを戻すことができます。ごみ箱の中身を完全に削除したい場合は、"ごみ箱"アイコンを右クリックして、"ごみ箱を空に" を選択します。

ティップ

ファイルマネージャは、Windows のエクスプローラにあたるアプリケーションです。Turbolinux FUJI には、Konqueror というファイルマネージャが付属しています。ファイルマネージャを使用すると、マウスによる簡単な操作でフォルダ(ディレクトリとも呼ばれます)の移動、ファイルのコピー、削除等が行えます。

マイドキュメント

ダブルクリックすると、ファイルマネージャが起動し、"マイドキュメント" フォルダの中身を表示します。

ティップ

"マドキュメント" フォルダの実体は、ホームフォルダにある "マイドキュメント" フォルダです。例えば、taro というユーザーでログインしている場合は、/home/taro/MyDocument です。

Linux ネットワーク

ネットワーク上に存在するLinux へアクセスすることができます。アクセスする Linux 上では、SSH(Secure SHell)サーバーが起動し、そのホストにログイン可能なアカウントを持っている必要があります。Turbolinux FUJI にも SSH サーバーは収録されていますので、コントロールセンターの "サービス設定" で SSH サーバーを起動することができます。コントロールセンターについては 第5章 を参照してください。

Windows ネットワーク

ネットワーク上に存在する Windows の共有フォルダへアクセスすることができます。

マイコンピュータ

Turbolinux FUJI が認識している各種デバイスを表示します。CD-ROM やフロッピーディスクは、ここからアクセスすることができます。項3.5 を参照してください。

ライセンス取得

Turbolinux FUJI のライセンスファイルの取得と登録を行う画面が起動します。製品のシリアル番号と電子メールアドレスを入力し、[送信]ボタンを押すとライセンスファイルを取得し、自動的に登録を行います。また、入力した電子メールアドレス宛にライセンスファイルが送信されます。Turbolinux FUJI のパッケージ管理ツール "Turbo プラス" を使用するには、ライセンスファイルを取得し、登録を行う必要があります。

印刷ステータス

プリンタへ送信したしたプリントジョブの状況を表示します。プリンタへ間違ったデータを送信してしまったときなど、送信したプリントジョブをキャンセルしたいときもあるでしょう。そのようなときは、印刷ステータスを使用して、送信したジョブをキャンセルすることができます。

3.3.2. パネル

デスクトップ下部に帯状に表示される以下の領域をパネルと言います。

パネルには、各種アプリケーションを起動するためのメニューやアイコンが登録されています。また、右の方にアプレットと呼ばれるパネル上で動く小さなプログラムもあります。以下で紹介するタスクバー、時計などはアプレットの 1 つです。パネルは右端の をクリックして、デスクトップの隅に収納することができます。

Turbolinux FUJI のパネルに登録されているボタンやアプレットは以下のとおりです。

メニュー

メニューは Windows の "スタート" メニューにあたります。クリックするとメニューが表示され、ここから様々なアプリケーションや設定ツールを起動することができます。メニューの上部には使用頻度の高いアプリケーションが自動的に登録されていきます。使用可能なアプリケーションについては、第4章 を参照してください。

Web ブラウザ

Turbolinux FUJI が標準の Web ブラウザとして収録している Firefox を起動します。起動すると、ターボリナックスの各種サービスへアクセスする Web ページが表示されます。リンク先のページへ移動するには、インターネットに接続されている必要があります。

メール

Turbolinux FUJI が標準の電子メールクライアントとして収録している Thunderbird を起動します。はじめて起動したときは、メールアカウントの設定ウィザードが表示されます。

マイドキュメント

デスクトップ上のマイドキュメントと同じです。ファイルマネージャが起動し、"マイドキュメント" フォルダ(/home/ユーザー名/MyDocument/ の中身を表示します。

タスクバー

現在、起動しているアプリケーションが分かります。クリックすると、そのウィンドウがアクティブになります。複数のウィンドウを開いているときに、後ろに隠れているウィンドウを前に出すのに使えます。また、最小化させたウィンドウを、再びデスクトップに表示するためにも使えます。右クリックをして、 "最小化"、"最大化"、"閉じる"、"デスクトップの移動" といった操作を選択することもできます。

Turbo サーチ

Turbolinux FUJI のデスクトップ検索ツールです。キーワードを入力するだけでパソコン内のファイルを検索し、その結果をファイルマネージャに表示します。検索するにはアイコンを右クリックし、設定画面でインデックスを生成する必要があります。

クリップボード

Klipper と呼ばれるユーティリティで、デスクトップ上で選択したテキストのコピーを保存し、他のアプリケーションに貼り付けることができます。コピーの履歴を表示するには Klipper のアイコンをクリックします。

表示された履歴から貼り付けたいテキストを選択します。貼り付けるには、マウスの中ボタンをクリックします。2 ボタンマウスの場合は、左右のボタンを同時にクリックすることで中ボタンをクリックしたときと同じ動作をさせることができます。

Turbo アラート

Turbolinux FUJI には、ソフトウェアのアップデートのお知らせや自動アップデート機能があります。ターボリナックスのアップデートサイトにアップデートされたパッケージが存在するかどうかをチェックし、その結果をこのアイコンで通知します。アップデートツールの詳細は「Turbolinux FUJI 設定ガイド」を参照してください。

スクリーンサイズ変更

クリックするとメニューが表示され、デスクトップの解像度を動的に変更することができます。

注意

解像度の変更した際に移動してしまう ATOK パレットを所定の位置に戻すには一旦ログアウトする必要があります。

David

David の操作や設定を行います。David は、Windows のアプリケーションを Turbolinux FUJI 上で動作させることを可能にするエミュレータと呼ばれるソフトウェアです。David については「Turbolinux FUJI ユーザーガイド」を参照してください。

時計

現在時刻を表示します。左クリックするとカレンダーが表示されます。

右クリックすると以下のメニューが表示されます。時計のタイプを変更したり、現在時刻を調整することもできます。時間の調整など、システムに関わる設定変更にはシステム管理者 root のパスワードが必要です。