4.2. ログインとログアウト

4.2.1. ログイン

Linux に限らず UNIX 系システムでは、使用する前に必ず "ログイン" という作業が必要になります。これは、Linux がマルチユーザーに対応したシステムであるため、各ユーザーを区別する必要があるからです。作業の前に、自分自身を証明する手段がこのログインにあたります。また、そのシステムの使用を許可された正しいユーザーであるかを確認し、不正なユーザーの侵入を阻止する役目も果たします。

Turbolinux FUJI では、インストール時にテキストログインかグラフィカルログインかを選択することができます。これは、コンソールベースで使用するか、X Window System の使用を前提としたものであるかの違いです。

グラフィカルログイン

注意

「アカウントの設定」画面で、"このユーザーで自動ログインする" を有効にした場合、以下のログイン画面は表示されずに、作成した一般ユーザーで自動ログインします。

作成した一般ユーザー名を入力して[Enter]キーを押します。スーパーユーザーでログインする場合は、root と入力します。次に、パスワードを入力して[Enter]キーを押します。入力した文字は、他人に盗み見られるのを防ぐため * で表示されます。

正当なユーザーであることが認証されると、インストール時に選択したデスクトップ環境が起動します。Turbolinux FUJI は、標準デスクトップ環境に KDE を採用しています。

テキストログイン

システムが起動すると、Turbolinux のバージョン、カーネルのバージョン、制御端末が表示され、その後に以下のように表示されます。

Turbolinux Desktop 11  (Fuji)
Linux 2.6.13-0.9 on an i686 (localhost.localdomain)
VC: vc/1

localhost login: _

ユーザー名を入力し、[Enter]キーを押します。以下のようにパスワードの入力を要求されます。

Turbolinux Desktop 11  (Fuji)
Linux 2.6.13-0.9 on an i686 (localhost.localdomain)
VC: vc/1

localhost login: taro
Password:

インストール時に設定したパスワードを入力して[Enter]キーを押します。入力した文字は表示されません。

正当なユーザーであることが認証されると、以下の書式のコマンドプロンプトが表示されます。

[ユーザー名@ホスト名 カレントディレクトリ]$

注意

コマンドプロンプトは、root でログインしている場合は #、一般ユーザーは $ と区別されて表示されます。

例えば、ホスト名が localhost、ログインユーザー名が taro の場合は以下のようになります。

Turbolinux Desktop 11  (Fuji)
Linux 2.6.13-0.9 on an i686 (localhost.localdomain)
VC: vc/1

localhost login: taro
Password:
Welcole to Turbolinux.
[taro@localhost taro]$ _

この状態で、Turbolinux FUJI へのログインは完了しており、コマンドプロンプトでコマンドを実行することができます。

ティップ

KDE などのデスクトップ環境を起動するには、startx コマンドを実行します。

4.2.2. ログアウト

KDE でのログアウト

システムからログアウトするには、パネルのメニューから "ログアウト" を選択します。以下のダイアログが表示されますので "現在のセッションを終了" を選択し[OK]ボタンをクリックします。

グラフィカルログイン画面に戻ります。

注意

「アカウントの設定」画面で、"このユーザーで自動ログインする" を有効にした場合、ログイン画面は表示されずに、再度、自動ログインします。現在ログインしているユーザーの作業を終了し、他のユーザーでログインしたいときは、パネルのメニューから "ユーザーの切替" を表示します。以下のメニューが表示されます。

"新規セッションを開始" を選択するとログイン画面が表示されます。他のユーザー名とパスワードを入力してログインすることができます。"現在のセッションをロックして新規セッションを開始" を選択すると、現在のセッションに戻るときにパスワードの入力が必要になります。セッションはメニューに一覧表示されますので簡単に切り替えることができます。

コンソールでのログアウト

ログアウトするには、次のコマンドを実行します。

$ logout

または、

$ exit

テキストログイン画面に戻ります。

ティップ

[Ctrl]+[D]キーを押してログアウトすることもできます。