Turbolinux FUJI をインストールするには、Turbolinux FUJI をインストールできるだけのハードディスクの空き領域を確保しなければなりません。必要となる空き領域は、選択するインストールタイプにより異なりますが、実際の運用を考慮すれば、最低でも 8GB 程度のハードディスク領域を Turbolinux FUJI のために確保してください。インストールタイプとは、Turbolinux FUJI の使用目的に合わせて、あらかじめインストーラで定義されているソフトウェアグループのことを言います。
実際に、Turbolinux FUJI をインストールするには、確保したハードディスクの空き領域にパーティションを作成する必要があります。パーティションを作成しなければ、Linux に限らず、ハードディスク上に OS をインストールすることはできません。パーティションの作成は、インストーラで行うことができますが、パーティションに関する基礎的な知識は必要不可欠です。
Linux をインストールするには、最低でも /(ルートディレクトリ)をマウントするパーティションとスワップパーティションと呼ばれる 2 つのパーティションが必要になります。この他に /boot、/home、/usr、/var、/tmp などを別パーティションとして作成する場合もあります。パーティションをどのように構成するかは、Turbolinux FUJI をインストールするユーザー自身がシステム環境やシステムの利用目的、運用方法に合わせて検討すべき事項です。インストールを開始する前にハードディスクの状態を確認し、Turbolinux FUJI をインストールする空き領域をどのように確保し、そして、どのような構成でパーティションを作成するのかを決定しておく必要があります。
また、Turbolinux FUJI と同時に他の OS(Winodws や 他の Linux)もハードディスク上に共存させたい場合、その作業はさらに複雑なものとなります。Turbolinux FUJI をインストールする最も簡単で安全な方法は、1 台のコンピュータに Turbolinux FUJI だけをインストールすることです。ただし、必要であれば、異なるパーティションに複数の OS をインストールし、コンピュータの起動時に使用する OS を切り替えることも可能です。このようなシステム環境は、デュアルブート環境、またはマルチブート環境などと呼ばれます。しかし、デュアルブート環境の構築は、常に危険を伴います。他の OS が起動できなくなるなどのトラブルに遭遇する可能性もあるため、構築される場合は、既存のデータを失わないようにデータのバックアップを必ず行ってください。
![]() | ループバックインストールを利用する |
|---|---|
ハードディスクに空き領域が存在しない場合は、ループバックインストールを利用することもできます。 詳細については 付録B を参照してください。 |