米国サンフランシスコ発、2002年1月30日--高性能Linux OSの開発を手がける米ターボリナックス社(Turbolinux, Inc. 本社:カリフォルニア州、以下:ターボリナックス)は、コンパックコンピュータ社(Compaq Computer Corporation)がLinux環境の顧客向けにTurbolinux PowerCockpit(以下:PowerCockpit)を同社新製品のサーバーで利用できるオプションとして提供を開始すると発表しました。
PowerCockpitは、Linuxシステムの導入・運用管理を革新的に効率化する統合ソフトウェアソリューションであり、このオプションにより顧客は個々のサーバーおよびコンパックの新製品ProLiant BL e-Classシリーズのサーバーブレード上のアプリケーションのインストール、カスタマイズ設定、アップグレードができるようになります。今回のオプション提供は、インテルのサーバー市場においてPowerCockpitの一層の浸透を目ざすものです。
オープンな業界標準に基づくコンパックのサーバー用のProLiant BLシリーズは、適応力に富むインフラストラクチャ構築の鍵となるサードパーティ製品の導入を迅速に行い、統合管理ツールのためのフレームワークを提供するものです。ProLiantサーバーとPowerCockpitは、コンパックが描く「アダプティブ インフラストラクチャ」(柔軟で変更が容易、いつでも、どこでも利用可能なコンピュータ環境の実現)というビジョンへ向けての強力な組み合わせとなります。
コンパックの新製品ProLiant BL e-クラスサーバーは、エンタープライズ向けとしては最初のエネルギー効率の良い、超稠密な最先端サーバーブレードであり、PowerCockpitと組み合わせることで、ハードウェアとソフトウェアへの資源のプロビジョニング(配分)に必要な時間とコストを大幅に削減します。
PowerCockpitでは、Linuxサーバーの環境は完全に保存され、導入は自動化システムの採用により、ごく簡単な操作で行うことができるため、ユーザーはビジネス上の要求を満たし、IT投資を最適化するために、企業内のコンピュータ資源をダイナミックに活用することが出来ます。
ターボリナックスのCEOであるLy-Huong Pham(リー・ファム)は次のようにコメントしています。「PowerCockpitを使うことでコンパックのProLiant BL e-クラスサーバーは、処理がよりシンプルに、効率が良くなり、企業全体規模にわたって迅速な対応が可能になります。今回コンパックから信頼をいただいたことは、PowerCockpitの革新的で特許出願中の技術が、ダイナミックなサーバープロビジョニングと運用管理の標準になりつつある証といえます。PowerCockpitはサーバーのインストールおよびアップグレードにかかる時間を劇的に削減することで、コンパックのProLiant BL e-クラス・サーバーを完璧に補完します。顧客のニーズに基づき、IT資源の効率的な再配分に必要なフレキシブルな処理力を提供します。」
コンパックのInternet & E-Commerce Solutions, Industry Standard Group, Vice PresidentであるMark Linesch氏は、「コンパックはターボリナックスと共に、顧客企業がデータセンターをより効率良く運営出来るように、サーバープロビジョンのためのキーマネジメントとデプロイメントプロセスを自動化するべく協力しています。PowerCockpitとCompaq ProLiant BL e-Classサーバーブレードは、サーバーのデプロイメントプロセスを強化し、顧客がビジネスニーズにより早く適応し、応えられるようにするものです。」と述べています。
マウスのクリックのみでLinuxサーバーの機能性をダイナミックに再定義することができるという、技術革新に非常に大きな意味をもちます。PowerCockpitは、変化し続ける要求に的確に応えるために、ハードウェアの再設定を迅速に行わなければならないサービス・プロバイダーで有効であり、ウェブサーバーを、数分のうちに、簡単なコマンドでアプリケーションサーバーに変更することが可能です。PowerCockpitはまた、企業内のサーバーのセキュリティ改善にも有用です。日々のセキュリティ環境のアップデートはもちろんのこと、複数のマシンへ容易に実行できるため、世界規模で同一システムの設定も可能です。
PowerCockpitのイメージ技術、セキュリティ・プロトコルおよびプロキシサポートにより、ITマネージャは、世界中にあるサーバーに最新ソフトウェア環境を導入することができます。PowerCockpitはTurbolinuxを始めとする、Red Hat、SuSEおよび他のLinuxディストリビューションをサポートしています。
PowerCockpitの新技術では、システム管理者はLinuxのサーバー環境をひとつのイメージとして収集し、イメージリポジトリ(管理情報ファイル)に保存します。これにより管理者の専門知識も確実に保持されるのです。あとは簡単な操作だけで管理者の専門知識を反映し、同一のイメージはブレードサーバーのプロセスエレメントに導入され、再活用されます。
イメージがリポジトリに保存された後は、柔軟にコンピュータ処理を容易に行えます。システム管理者はイメージとディスクのレイアウト(例えばオラクルのデータベース・サーバー)選び、PowerCockpitはダイナミックにイメージを設定、導入します。
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LinuxはLinus Torvalds氏の商標です。TurbolinuxはTurbolinux, Inc.の登録商標です。
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